ファイナルコンサートの名を名乗れるコンサートは1つしかない、そう、それがファイナルコンサートだ。

始まりがあれば終わりがある。
やまない雨はない。明けない夜はない。終わりのないラ・フォル・ジュルネは...ない。

いよいよ有終の美を飾るファイナルコンサートの時がやって来ました。

今年で11年目を迎えるラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン。その年を形容するにふさわしいアーティストが出演するファイナルコンサート、今年のその人とは...和太鼓奏者、林英哲さん。

ブログ隊(の主に女子たち)の中では「男祭り再来」の呼び声高く、昨日5月4日に行われた日比谷野音での公演では、そのアツイ背中と浮き出る血管...♡に釘づけになったファンが増殖中とのウワサ...。なるほど、そう来ましたか、マルタンさん。

ということで開演前の舞台上にはオーケストラでは見慣れぬ大きな和太鼓が鎮座しております。なんて言うか、ものすごい存在感。
IMG_2442.JPG林英哲さんは、2000年にドイツのヴァルトビューネ・コンサートでベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演、その時に演奏したのが本日前半の曲、和太鼓協奏曲「飛天遊」です。今年2月に行われたナントのラ・フォル・ジュルネでも演奏され、大好評を博しました。

日本の和太鼓と西洋のオーケストラ。うーん、この画を見るだけでもう、期待しか感じない...。
IMG_2463.JPG数分におよぶ英哲さんの和太鼓ソロが、しんと静まり返った約5,000人収容のホールAに響き渡ります。和太鼓の打つ場所と力加減を絶妙に変えながら音の強弱と音程を作り出していきます。強弱はまだしも、音程までも巧みに打ち出していく技法を目の当たりにして、ホールAのステージ大画面に映し出される英哲さんの背中に、一斉に集まる視線。

※演奏終了後、共演したシンフォニア・ヴァルソヴィアのティンパニ奏者からも称賛される英哲さん。
IMG_2469.JPG※こちらも演奏終了後。体中からまだエネルギーが発散され続けているように見えますね。
IMG_2499.JPG

さて、和と洋の融合の世界から一気にロシアの空気に様変わりです。
後半の曲はストラヴィンスキーのバレエ音楽「春の祭典」。複雑な拍子と不協和音のオンパレード。実はプログレ(プログレッシブ・ロック)愛好家に人気が高い曲でもあるそう。

指揮者とオーケストラにはとにかく集中力のいる曲で、演奏直前、舞台袖で目を閉じ下を向き、いつにも増して集中力を研ぎ澄ませている指揮者、ロベルト・トレヴィーノさんを目撃しました。(集中オーラがすごすぎて、写真は自粛。)

※鬼気迫る「春の祭典」の演奏の様子を舞台袖でじっと見つめる林英哲さん(右)と英哲風雲の会の方(左)。『EITETSU』Tシャツが光ります。
eitetsu.jpgブラボーーーーーーーー!!!!!
IMG_2529.JPGIMG_2519.JPG終演後の舞台袖には、和太鼓協奏曲「飛天遊」を作曲した松下功さんが。英哲さんと演奏の成功と再会を喜んでいます(多分)。そしてさりげなくその様子を見つめる真ん中に写っている人は...マルタンさん!?
IMG_2543.JPGそうこうしているうちに、続々とLFJの神々(!)が集結!!!舞台袖はすぐに撮影会に。
(元・文化庁長官 近藤誠一氏:右端)
(株式会社KAJIMOTO 代表取締役社長 梶本眞秀氏:右から3番目)
IMG_2557.JPGラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017のテーマは『ダンス』です。一体どんな演奏と出会えるのでしょう。『ダンス』のファイナルコンサートだなんて、マルタン氏がどんな仕掛けをしてくれるのか...想像しただけでわくわくします。

それでは、1年後にまた会いましょう!!
See you next year!!!!!