ヨーロッパでは大スターなのに、日本では(CDがあまり手に入らない、来日公演がないなどの理由で)知る人ぞ知る音楽家、という人もたくさんいます。今回のラ・フォル・ジュルネで久しぶりに来日するピアニスト・指揮者のクリスティアン・ツァハリアスは、その代表格でしょう。なにしろフランスでは「ツァハリアスが弾くならなんでも聴きたいわ」というおばさま方もたくさんいらっしゃるのだとか(ルックスも、ちょっとマダムに人気がありそうなやさしくダンディな雰囲気)。ピアニストとしてはシューベルトのソナタ全集(EMI)ほか、モーツァルト、ベートーヴェン、シューマンなどをたくさん弾き、ピアノ協奏曲は基本的に自分で弾いて指揮もするという「弾き振り」スタイル。さらに指揮者としても活躍中です。今回の東京ラ・フォル・ジュルネでも、ピアニストとして、また指揮者として登場し、お得意の「弾き振り」も披露。
今日のコンサートは、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番を「弾き振り」で演奏するため、ステージはこういったセッティングになっています。ピアノの蓋は全開で、オーケストラの中心に。
コンサートはシューベルトの「ドイツ舞曲集」を、20世紀の初めにウィーンなどで活動していた作曲家ウェーベルンによるオーケストラ編曲版でスタート。しかしその前にちょっとした趣向が。「これからウェーベルン編曲の楽譜を演奏しますが、その前にもとの曲がどんなものか、私が少しだけ弾いてみますね」とピアノに向かって演奏。賢人ツァハリアスの横顔を見たような感じでした。
今日のコンサートは、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番を「弾き振り」で演奏するため、ステージはこういったセッティングになっています。ピアノの蓋は全開で、オーケストラの中心に。
コンサートはシューベルトの「ドイツ舞曲集」を、20世紀の初めにウィーンなどで活動していた作曲家ウェーベルンによるオーケストラ編曲版でスタート。しかしその前にちょっとした趣向が。「これからウェーベルン編曲の楽譜を演奏しますが、その前にもとの曲がどんなものか、私が少しだけ弾いてみますね」とピアノに向かって演奏。賢人ツァハリアスの横顔を見たような感じでした。(yamao)







