今年のラ・フォル・ジュルネのメイン・テーマはシューベルト、そして同時代の作曲家たち。しかし歴史を振り返るだけで終わらないのが今年のラ・フォル・ジュルネ。音楽祭で世界初演される委嘱作品が3作あるのです。歴史は新たに積み上げてゆくもの。作品は藤倉大作曲「ハリー・ロスのテキストによる、ソプラノのための Accompanying Franz」、細川俊夫作曲「ヴィオラとピアノのための『リート』~リートの印象から」、ブルーノ・マントヴァーニ「トリオのためのシューベルトの名による8つの『楽興の時』」。

満席の中で今井信子さんのヴィオラによって、細川俊夫作品とシューベルトの「アルペジョーネ・ソナタ」(ヴィオラ版)他が演奏され、白熱した演奏に聴衆は大盛り上がり。

若くしてすでに国際的なキャリアを積み上げる藤倉大さんの作品は、ロレ・リクセンベルクのソプラノによってシューベルトのリートとともに演奏。臨席の作曲者も舞台に呼び出され、聴衆の喝采に応えておりました。
(iio)







