素敵なケフェレックさん

東京ラ・フォル・ジュルネでもおなじみの顔、ピアニストのアンヌ・ケフェレックさんは、こちらでも大変な人気です。コンサートはすべて満員。最終日のコンサートではシューベルトのピアノ・ソナタ第21番D.958を演奏(あれ?と気が付いた方、この記事のおしまいに)。音楽が自由気ままに踊るような演奏で、まさに「エスプリ」という言葉で表現するしかない体験でした。

203_queffelec.jpg演奏前やアンコール前などに、ひとことふたこと話すと客席が笑い、始める音楽で幸福になるというコンサート。すべてに彼女の人柄が表れているような時間がそこにあり、ホールにいた人たちが魅了されていきます。CDやラジオ放送などではなく、ライヴ・コンサートの場にいる人だけが感じ取れる空気のようなものが、彼女にはあるのですね。
※すみません、私、20年来のファンなもので、つい絶賛。

写真がこのクオリティになってしまうのはご容赦を。われわれプレスの人間は、お客さんがすべて着席してからホール内に入るので、どうしてもホールの一番後ろの壁ぎわで立って聴いたり、床や階段に座ったりしていることが多いので、ステージが遠いのです。(もちろんお客さん優先が、本来あるべき姿であり当たり前のことですけれど)


ところでシューベルトのピアノ・ソナタですが、フランスと日本では番号が2つほどずれているようです。こちらではピアノ・ソナタ第21番ですが、日本では第19番。2曲のソナタを欠番扱いにするかしないかの差によるものなのでしょうけれど。ドイッチュ番号(D、が頭についた整理番号)で認識するしかなかったようです。東京ラ・フォル・ジュルネのプログラムでは日本仕様になっています。

(yamao)

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