ネマニャの次はプラメナ

昨年の取材チームは、ネマニャ・ラドゥロヴィチという、日本でほとんど知られていないアーティストを「発掘」したわけですが、当然ながら今年もそれに続こうと思うわけです。で、神出鬼没のルネ・マルタン氏を見かけて「今年のオススメは?」と聞きましたら、プラメナ・マンゴーヴァは聴いておいたほうがいいということで、急遽みんなでコンサートへ。その情熱的で奔放な演奏に圧倒されました。演奏後は200席のホールがBRAVO!の声と拍手でいっぱいになるほどの大喝采。スター誕生の現場に立ち会ったような気分になりました。

203_plamena.jpgブルガリア生まれで20代半ばの彼女は、2007年エリザベート王妃国際コンクールで第2位となり、ほかにもヴィットリオ・グイ・コンクールなどいくつかの国際コンクールで入賞。ルネ・マルタンお墨付きでラ・ロック・ダンテロン音楽祭に出演し、ラ・フォル・ジュルネにも登場したというわけです。

東京にももちろんやって来て、シューベルトの歌曲をリストが編曲したという難曲ほかを演奏する予定です。彼女が得意としているベートーヴェンのピアノ・ソナタ「熱情」も、プログラムに加わるでしょう。短い時間ながらインタビューをしたんですが、「日本には小さい頃に一度だけ行ったことがあるらしいんだけど、全然記憶にないのよ。だからもう楽しみにしているの。早く5月にならないかしら、ってね」と答える姿は、いまどきのお嬢さんでした。

(yamao)

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