古楽器でシューベルト

 バロック音楽を古楽器で、という試みはよくありますが、シューベルト音楽を古楽器で演奏するのはとってもめずらしいのでは? こういうことをやってしまうのもラ・フォル・ジュルネならではでしょう。
 楽器は、バリトン(Baryton)と呼ばれる弦楽器、普通のギターより小さめなロマンティック・ギター、一般的な金属ではなく木でできているフルートのトリオ。そしてソプラノ歌手によってシューベルト歌曲が演奏されました。


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 古楽器ってなんてまろやかな音がするんでしょうか。こういうのが大好きなレポーターは大興奮! セリーヌ・シェーンさんの美しい歌声も相まって、彼らにメロメロになってしまいました。

 それにしても、古楽器でシューベルトを演奏するってどんな感じなんでしょう。バリトン奏者のフィリップ・ピエルロさんに聞いてみました。
「普段僕らはシューベルトより100年以上前の音楽を演奏するから、普通はシューベルト音楽を演奏しないんだ。多くの人は今の時代からシューベルトにさかのぼっていくと思うんだけど、僕らは逆に、普段演奏してるバロック音楽からシューベルトを見ることになる。そうすると、バロックからシューベルトまでどんな風に音楽が変わったのかが感じられてとっても楽しかったよ。実は、シューベルトの音楽とバロックの音楽は、違うようでそんなに大きな違いがないと思う。シューベルト(の音楽)はとてもシンプルで、複雑じゃないし、シンプルなバロック音楽とのつながりがあると思うよ」
 なるほど。だから古楽器で演奏するシューベルトを聴いてもほとんど違和感がなかったんですね!


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