突撃インタビュー総集編 / photo & text by E.M.

レポーターE.M.近影 レポーターE.M.による怒涛のアーティスト・インタビュー記録 etc.を総まとめ!終わりの会で『今日あったウレシかったこと』を黒板に書き出す感覚で、ジャンル別に整理してみました。

 自身がピアノ専攻のためか、インタビュー対象が偏っているところもありますが、慣れない状況下、たどたどしい国際共通語(&ボディ・ランゲージ)を駆使してアーティストへ迫る姿をお楽しみください。当初はインタビュー直後に当ブログへ公開してきた以下の記事群ですが、「書き捨て」状態はよくないと判断したので、目下、急ピッチで加筆・修正・写真の追加、補正などを進めている最中です(5月17日完了)。ご了承くださいませ。

 なお、アーティストの写真撮影もE.M.が行いました。以下の記事については責任を持って編集しております。お気づきの点などございましたらLFJ事務局へご連絡を。(E.M.)


--- ショート or ロングインタビュー@バックステージ ---
小曽根さんのコンサート!


 コンサート終了後、楽屋に押しかけアポなし突撃インタビュー!こころよく応じてくださった、アーティストの方々のナマの声。それぞれの公演レポートとともに、9人8色(イミは読めばわかる)なインタビュー記事が続きます。


#1 : シュー・ツォン(ピアノ)

#2 : サンドロ・デ・パルマ(ピアノ)

#3 : アンヌ・ケフェレック(ピアノ)

#4 : レジス・パスキエ(ヴァイオリン) & 今井信子(ヴィオラ) 

#5 : 石田衣良(作家 / クラシック・ソムリエ) *Y.M.との共同取材

#6 : エヴリン・ベレゾフスキー(ピアノ)

#7 : 小菅優(ピアノ)

#8 : 村冶佳織(ギター)

大ブレイク!棒振り・オノフリ氏
--- 『ワンコメント・プリーズ!』 編 ---


 本番終了直後のお忙しそうなところ、1コメントいただいてきちゃいました♪
こちらも公演レポートとともに・・・ステキなひと言、添えていただいています。


#1 : 高嶋ちさ子(ヴァイオリン・NHK番組ゲスト)

#2 : エンリコ・オノフリ(指揮・バロックヴァイオリン)

#3 : トヌ・カリユステ(指揮)


怪人○面?モーツァルト 
- 『今日はどちらから? いかがでしたか?』 編 -


 コンサートやトーク・イベント終演後、会場を後にするお客様をつかまえて、ご感想・さらには将来の展望まで(!)をきかせていただきました。
以下はその公演の出演アーティスト名。同じく、公演レポートとともにお届けします。


#1 : イザイ弦楽四重奏団 

#2 : アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ)

#3 : ペーター・ノイマン指揮 ケルン室内合唱団

#4 : クラシック・ソムリエ・サロン (ソムリエ:山尾敦史) *E.N.との共同取材

#5 : 子ども向けワークショップ *開催前のひとコマ

#6 : アーティストによるマスタークラス(公開レッスン) *後日談


Shall we ウィンナ・ワルツ? 
--- 『関連イベントも超すごいよ♪』 編 ---


 「熱狂の日」音楽祭関連イベントの出演者、関係者(またはお客様)の方にお話を伺ってみたり。国際フォーラム以外の会場も大いに盛り上がっていました。個人的に舞踏会がショッキングすぎました。。


#1 : 回遊型コンサート 丸の内女声合唱団編

#2 : 海老沢敏コレクション モーツァルト展覧会

#3 : 木之下晃 写真展 Dear Maestros ―写真と自筆が語る世界の音楽家たち―

#4 : THE IMPERIAL BALL ~帝国ホテル舞踏会~


------ (番外編) E.N.渾身・愛の一撃 『ブラレイ様っっ!』 ------
レポーターE.N.近影 

 同僚レポーター、チェロ専攻E.N.による電撃レポート。
英語はニガテ、という彼女が通訳を介して訊いた質問
『日本で何か美味しいものは食べましたか?』に対するブラレイ氏の答えに注目です。


# : 女性陣大興奮!イケメンピアニスト最終公演


 ちなみにこのレポーターE.N.、なんとフランス語が理解できちゃうみたいで
日仏プレス、堂々ご対面 時には、筆者を驚かせてくれました。


ご協力いただきました皆様、どうもありがとうございました!!(以上、敬称略)


----------- 写真で振り返るLFJ「熱狂の日」の4日間 -----------


 レポーターE.M.が撮った写真の中で、期間中のレポートに載せ切れなかったものをまとめてみました。5人のレポーターたちが書いた必読(?)記事を、ところどころにリンクしています。ダイジェスト版としてご覧ください☆


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夢のあと。そして2007年へ。

 翌日の5月7日に、立ち寄ってみました。
始まるものにはすべて終わりがやってきます。
「熱狂の日」音楽祭2006も幕を閉じ、東京国際フォーラムは次のイヴェントやコンサートの準備に取りかかっています。

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 さて、このレポートもこれにて終了いたしましょう。
 ご覧になってくださった皆様、本当にありがとうございます。反省点、至らなかった点も多々ございますが、その経験を次回に生かしつつ、再びパワーアップした形でお目にかかれましたらうれしいです。
 スタッフ一同、心より御礼申し上げます。

(A.Y.)

祝祭は終わった。

最終公演が終わり、ホールAで「レクイエム」をお聴きになった皆様が家路に急ぐ、まさにそのときの、総合案内所付近の風景です。

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こちらは、6日午前0時を回ろうとする頃、
とある場所から見た東京国際フォーラム。

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このあと、国際フォーラムも忙しかった日々の疲れを癒すように、そのライトを落としました。
ご来場いただいた皆さんも、もうお休みの床につかれていましたでしょうか。

ラスト・デイ。 君ともお別れ。 …また会えるかい?

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  最終公演が荘厳なフィナーレを飾り、静かに幕を下ろしたのは夜も23時をまわるころ。
国際フォーラムのコンコースには、最後の公演を聴いたお客様たちが、家路へと向かう姿で溢れかえります。

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 さすがに遅い時間帯、けれど皆さんのお顔からは、"疲れちゃったなァ"感があまり見受けられません。むしろこの場を去ることが残念でならないような、そんな後ろ髪を引かれるような思いで歩いていらっしゃるようにも見えます。

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 この時すでに館内では撤収作業が本格的に始まっており、その作業しているスタッフの姿に、レポーターはなんとも言いがたい"祭りのあと"を感じたのです。このポスターも、あのタペストリーも、明日になったら消えているんだ。そう思うと、彼らの姿を写真に収めずにはいられませんでした。

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私たちのお腹を満たしてくれた関係者用のレストランも、ついにクローズ。
あのアーティスティックなペインティングも、とうとうタマゴ焼きに・・・


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スタッフ、そしてアーティストたちの打ちあがりパーティーはこれから始まります。
すばらしいノリらしいですよ。当然のごとく朝まで、だそうです。

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インフォメーション前にて。
パーティーへと急ぐ(?)ピアニスト、小菅さんのお背中をキャッチ。

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チケットセンターも完全に店じまい。
来年まで開くことはないでしょう。

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早くもできあがっちゃってます。

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スタッフの皆さんもお疲れ様です。


 "お客様、それに遠くにお住まいで来られない地方の方々、全国、いや世界の人々へ(大きく出たな)、とれたて情報をいち早くお届けしたい!!"と、レポーター5人手分けして取材し、現場とプレスルームを毎日何往復もした4日間。そんな非日常の世界も終わってしまうのか・・・

と、感慨にふけりながら詰め所であるプレスルームに帰ってきたところ・・・

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なんだか見たことのある人の姿が。

ちょっとちょっと。今ごろなに作ってるんですか。


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ハッ!も、もしやコレは・・・!! マルタン星人!!  
・・・もとい、マルタンさん....?!


「打ち上げパーティーで皆さんに喜んでもらいたくて。サプライズなんです。」
そう仰ったのは、公式カメラマン三浦さんのアシスタントの女性(ココにも彼女の作品が)。

 誰もが早く眠りにつきたいと思うこの深夜に、一体何が彼女を創作活動にかきたてるのか?・・・いぶかしがるのが当然かもしれませんが、それはただ『みんなの喜ぶ顔が見たい』、それだけの単純な理由だったりするのです。この巨大ルネ・アマデウス・マルタンの絵画(←もはやイラストとは呼べません)を見たアーティストやスタッフ、そしてこの音楽祭の仕掛け人、張本人であるマルタン氏がどんな反応を返したか・・・現場に居合わせることが叶わなかった筆者にも、容易に想像ができます。なんだか、熱いスピリットを持った人間がそれぞれの場所で、それぞれの〆(シメ)を行っている姿に、また感動してしまったのでした。


そしてレポーターたちはお仕事が終わり、首からぶらさげていた青いスタッフカードを返します。
持ってきたパソコンも、ちゃんと鞄に入れて。

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 最終日は4人でお届けしていた、この公式レポート。ブログ・チーム4人とも(朝まで行われるという)パーティーには参加せず、少しぼんやりとしながら最終電車に乗りこみました。お隣のブース、公式写真チーム・三浦隊長は、まだもう少しお仕事のようです。


有楽町駅に踊る彼とも、お別れです。

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 レポーターE.M.も、GW明けには普通の音楽学生に戻ります。
期間中、私が書かせていただいたレポートは、著しく自分の趣味に走った感が否めませんでしたが、たくさんの公演を聴かせていただき、おまけにアーティストへのインタビューまでさせていただいたことは、この上ない幸福です(インタビューは全くのアポなし、本当に"突撃"だったので、度胸もついた気がします)。ご覧くださった皆様方には心から御礼申し上げます。

レポーターE.M.近影 
 私、E.M.が行った音楽祭期間中のアーティストへのインタビューetc.記事をまとめております。いま写真の補正・追加、説明不足かと思われる点や、他に気付いた点などの加筆も行っている最中です。よろしければまたお読みいただければ幸いです。


突撃インタビュー総集編(編集中)


公式レポートは、まだまだ続きます。
シメは最終アンカー、A.Y.(このレポの企画・発案者)にバトンタッチ!!

それでは皆さん、また会う日まで!
いっちょまえになって帰ってきます!(あーあ、宣言しちゃったよこの人は・・・)

(E.M.)

感動のフィナーレ!! カリユステ with ベルリン古楽アカデミー ・・・・・・・・ そして永遠の安息を。

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 ついに最終日6日、21:45~ホールA、最終公演「レクイエム」。泣いても笑ってもこれが最後のモーツァルトです。(この公演はE.N.と取材に行きました。こちらのレポートも併せてご覧ください。)

RIAS室内合唱団
ベルリン古楽アカデミー
指揮:トヌ・カリユステ
ソプラノ:スンハエ・イム
アルト:カレン・カーギル
テノール:ユッシ・ミュリュス
バリトン:コンラッド・ジャーノット
モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626
モーツァルト:モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」ニ長調 K.618
モーツァルト:フリーメーソンのための小カンタータ付曲
合唱曲「固く手を握りしめて」K.623a、 (アンコール曲)

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 最近は巷のクラシック音楽系ブログなどでもよく取り上げられ、目にする機会も多いカリユステ氏のお名前。彼はエストニア出身だそうで、筆者にとっては初体験のサウンド。がしかし、これは・・・!!レポーターE.N.と共にバックステージで鑑賞&撮影するはずが、舞台下手の扉付近へ直に座り込んだE.M.、扉のすき間から舞台を凝視しながら時々呆けつつ、前半は完全に鑑賞のみとなってしまったのでした。

・・・が、やはり撮影に入ります。

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 ソプラノは、同じ日の午後に村冶佳織さん(ギター)との共演を果たしたイムさん。その時はスペインものを艶っぽく歌う姿が印象的だった彼女ですが、当然ながら今回はまたガラリと変わってシリアスな表情。昼間の歌手と同一人物だということに、筆者はプログラムを見るまで気が付きませんでした(単に遠くてお顔が見えなかった、ということもありますが。あ、双眼鏡持ってきたら便利かもしれませんよ皆さん)。

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合唱団の後ろ姿なんて滅多に見ることはできません。

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舞台袖にて、正面に向かって飛ばされる声を、横から聴いてみました。

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映像班もビデオを手に、張っています。
レポーターの視界には、真剣な面持ちで聴き入る聴衆の姿もわずかながら入ってきます。

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舞台下手には、自分の公演を終え、聴きにかけつけたアーティストの姿も。
スタッフもステージが気になる様子。

ふと目をやるとE.N.が..

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泣いている・・・?


そして最期の音が空を舞う。
おごそかな時は終わりを告げ、

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会場は、震えた。


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静寂が破られる瞬間。
その一瞬のあいだに皆、何を思っただろう。


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"マエストロ・カリユステ氏、舞台へ呼び戻される"の図。

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カリユステ氏 : It's wonderful!!


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アンコールが終わり、舞台はまた、もとの静けさへ。
コントラバスを運ぶひと。

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放心したように客席を見つめる団員。
彼はふらふらと花道へと出ていった。

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団員の視線の先にある風景。

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Requiem aeternam dona eis, Domine,
et lux perpetua luceat eis.
Te decet hymnus, Deus, in Sion,
et tibi reddetur votum in Jerusalem.
Exaudi orationem meam,
ad te omnis caro veniet.
Requiem aeternam dona eis, Domine,
et lux perpetua luceat eis.

主よ、永遠の安息を彼らに与え、
絶えざる光でお照らしください。
神よ、シオンではあなたに賛歌が捧げられ、
エルサレムでは誓いが果たされます。
私の祈りをお聞き届けください
すべての肉体はあなたの元に返ることでしょう。
主よ、永遠の安息を彼らに与え、
絶えざる光でお照らしください。
(詩編65:2-3)


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" LA FOLLE JOURNE'E au JAPON...
It's the most important music fesitival in JAPAN ! ! "

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(↑)マエストロ・カリユステ氏の言葉です。

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記念撮影も忘れていないマエストロ。
今日の写真はあなたへ、お贈りします。

(E.M.)

締め括りは天上の音楽で

506_en60.jpg LFJ・モーツァルトイヤーの締め括りは、この公演で涙を流しましょう。本音楽祭で絶大なる人気を誇った、トヌ・カリユステ氏率いる、ベルリン古楽アカデミー・RIAS室内合唱団による、モーツァルト:レクイエム ニ短調K.626、そして「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.618番を。今回は特別に、バックステージから鑑賞する事が出来ました。感謝!
 荘厳な響きに惹き付けられました。カリユステ氏が描き出す、清らかな中に潜むグロテスクな「死」というモチーフが、耳の奥深く染み渡ります。この世とあの世をたゆたうような、不思議な感覚に陥りました。そして、ソリスト陣の歌唱力の高さには脱帽!特にソプラノ歌手、スンハエ・イムさんの透き通るようなイントロトゥス(第1曲)だけで、感動の余り天に召されそうになってしまいました。

506_en61.jpg RIAS合唱団の御姿。彼らが静かに歌う「涙の日(第8曲)」は正に天上のコーラス。クオリティの高さを実感しました。
 「アヴェ・ヴェルム・コルプス」でも、宗教曲らしい静かで美しいハーモニーを奏で、更にルネ・マルタン氏の要望で行われたアンコール、モーツァルトの最後の作品「フリーメイソンの為の合唱曲(凄い名前ですが、美しい曲です)」でも、素晴らしい声で締め括ってくださいました。

 「熱狂の日」は、美しいとしか形容出来ない響きで、静かに幕を閉じたのでした。

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 これにて、不肖私E.N.の公式レポートは終了。目を通してくださいました皆様に、多大なる感謝を捧げます。
 公式レポート自体はまだ続きますので、最後までどうぞお楽しみくださいませ!(E.N.)

女性陣大興奮!イケメンピアニスト最終公演

 私は今、ここで告白します。彼の事が大好きなんです。

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 このステキな男性!!!
 彼の名は、ピアニストのフランク・ブラレイ氏。2003年のマルタ・アルゲリッチ音楽祭で急遽代役を果たし、昨年のLFJでのセンセーショナルな演奏は記憶に新しいところです。
 本日は「死」をテーマにした三曲を披露。ハイドン:アンダンテと変奏曲ヘ短調Hob.XVII.6では、短調と長調が織り成すヴァリエーションをしっとりと聴かせ、続いてのモーツァルト:ロンド イ短調K.511で、哀しみのモーツァルトを美しく作り上げます。間髪入れずにモーツァルト:ピアノソナタ第8番イ短調K.310へと続きます。このソナタが、内なる激しさを静かに描き切った秀逸な演奏!ちょっぴり切ない、大人のモーツァルトの世界が出来上がっていました。

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 群がる女性陣。大人気。

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 終演後、サイン会に紛れて突撃インタビュー!
 アルゲリッチMFと昨年のLFJではベートーヴェンを見事に演奏した氏に、モーツァルトとベートーヴェンの違いを尋ねると、「ベートーヴェンはエネルギーに満ち溢れた力強い音楽。対してモーツァルトは、ナチュラルで繊細で優しい、光に満ち溢れた音楽」と語りました。日本でうなぎ登りの人気について大喜びの氏は、若い人々にもっとクラシックに接してほしいとの事。「日本のコンサートホール環境は非常に恵まれている。この音楽祭のように、舞台と客席が同じ高さに設けられることで、もっと身近に、間近に感じてほしい」
 「日本は第二の故郷だよ!」日本で何か美味しいものは食べましたか?「残念ながらスケジュールが忙しくて、外に出掛ける暇がなかったんだ。でも、今朝早くに築地にスシを食べに行ったよ!徹夜でね(笑)」

 素晴らしい演奏と明るいキャラクターのブラレイ氏、キングレコードより待望の国内版アルバムをリリース予定。現在録音中との事です。これからの彼の活躍から、ますます目が離せません!むしろ離しません!!

 ちなみにE.M.の記事*によりご存知かと思われますが、この記事を書き上げたまさにその瞬間、PCの電源が落ちやがり、記事のアップが大幅に遅れてしまった事をここに申し上げておきます。全ては愛ゆえに、です。(E.N.)

*→ブラレイ氏、生徒にレッスンをボイコットされる、の巻き

音楽祭を支えた隠れたアーティストたち(=スタッフ)の存在

 音楽祭は昨日(6日)で終わってしまいましたが、この公式レポートはもうしばらく続きます。もうプレスルームに全員が集まることはないのですが、それぞれの持ちネタを放出するまでは音楽祭は完結しません。レポーターE.M.は今回、自分の中の熱いライター魂(あ、タバコは吸わないですよ)の目覚めを意識させられ、怒涛の如く4日間を過ごしてきました。今日からはこれまでのようにハイスピードな更新はできそうにないですが、最終公演のレポートもまだ残っていますし、後日談なども期待できそうなので、のんびりチェックしていただけると嬉しいです。
 
 そんな国際フォーラムでの4日間、会場ではいたるところにユニフォームを着たスタッフたちの姿が見られました。モーツァルトが背中に住んでいる水色のパーカーを着て、お客様を案内したり、チケットの受付をしたりするスタッフ。

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 フリーマガジンを配るスタッフ。それを準備するスタッフ...

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 彼らは本当に、いつ見ても朗らかで礼儀正しい。同じ裏方の人間として頭が下がる思いがしました。そんな彼・彼女たちはほとんどが期間限定のアルバイトのようですが、この音楽祭を支える立場として、研修をみっちり受け、しっかりとした態度で仕事に臨んでいました。実際、「なんかアトラクションの誘導みたいだね☆」と楽しそうに話していらっしゃったお客様の言葉からも、それはうかがえます。
そして、忘れてはならないのがボランティアの方の存在。

 レポーターE.N.やE.M.が音楽学生であることは既にお伝えした通りですが、実は私たち以外にもスタッフには大量の音楽学生が投入されていたのです。たとえばチケットインフォメーションセンター。ここにはE.M.の先輩がいらっしゃいました。それに雑誌「ぶらあぼ」を配っているスタッフの中には同じくE.M.の後輩が。探せばいろんなところから知り合いが出てきそうなこの状況に、音楽家たちを支えているのもまた、音楽家(の卵)たちなんだなあ、と実感させられました。

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 ちなみに、パーカーなどを着ていないスタッフもいました。その代わり、首からカードをぶらさげています。このカードは10種類以上あり、それぞれの立場別に色分けされていました。主催のフォーラム関係者や私たちレポーターは公式の者なので「OFFICIAL(青)」、スポンサーの方々は「SPONSER(黄緑)」、マネージャー関係の方々は「KAJIMOTO/CREA(緑)」、マスコミ・記者の皆さんは「PRESS(水色)」、そして主役のアーティストたちは「ARTIST(赤)」・・・。こうして見ると、アーティストの方ってすぐにわかるんですよね。赤いカードだったので目立ちますし。私たちスタッフも、それを目印にしているところがありました(なんせ人数が多い!)。そしてセキュリティ上も大変役立っていたこのカード、普段はこのようなものに縁のない私たちレポーターにとって、それはまるで水戸黄門の印籠のようにありがたい存在でした(笑)。重要なエリアには警備員が配置され、万全のチェックが行われていたのを目にされた方も多いんじゃないでしょうか。
 
 今日の国際フォーラムはきっと、まだ少し音楽祭の余韻の残る会場で、スタッフたちによる後片付けの作業が続けられていることでしょう。これからレポーターE.M.は自宅から、最終公演のレポなどをお届けしようと思います。ピアノ協奏曲「ジュノム」を聴きながら・・・
(E.M.)

波乱万丈?!マスタークラスも行われました!

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 「熱狂の日」音楽祭2006もあと数時間で終わるという6日の夕刻、レポーターE.M.は失態をやらかしてしまいました。というのは、この音楽祭の教育プログラムともいうべき、出演アーティストによるマスタークラス(公開レッスン)の取材に間に合わなかったのです!

 期間中、毎日ひそかにホールB "サロモン"で行われていたこのレッスン・シリーズ。筆者は最終回のケフェレック氏のピアノのレッスンをお目当てに、他の仕事(=記事の更新)を終え、ぎりぎりで駆け込んだつもりだったのですが・・・会場に着くとホールはもぬけの殻。のけぞりかえる筆者を前に、スタッフが

『もう終わりましたよ」

と至近距離からデッドボールを投球。くぅッ痛すぎます。。どうやら、開催前に筆者が得ていた情報が、期間中に変更されていたようです。しかも講師に予定されていたケフェレック氏が、直前に同じくピアニストのシュトロッセ氏に変更されたらしく、その情報収集がまったくできていなかったことを悔いたのでした。

 それでもどんな様子だったか知りたいし、レポートをご覧くださっている方にもお知らせしたいと思い、レッスンを聴いていらした方に少しお話を伺いました。それによると、5月6日のマスター・クラス最終回は、音大生の女性が「ピアノ・ソナタ 変ロ長調 K.333」を演奏し、それに対してシュトロッセ氏が音楽的・技術的な両方面から指導されたそうです。会場にはピアノが1台。生徒さんに代わって氏がお手本を演奏することもあったようです。入場は無料ということもあり、会場には聴講を希望する大勢のお客様(250人以上!)がつめかけ、入場制限せざるを得なかったそうです。そのため、中に入れなかったお客様もいらっしゃったとか・・・(無念!)。その熱気を味わえなかったことも筆者にとっては残念でなりませんでした。

 ちなみに5日に行われたピアニスト、フランク・ブラレイ氏のレッスンには、ちょっとした…どころかとんでもないハプニングがあったそうで。。なんと、

生徒さんが来なかった!!

という仰天の事実。どうやら生徒さんは日にちを間違えていたらしく、レッスンが始まる5分前に「行けません」と連絡がきたとのこと。その場の空気がどうなったのか、もはや想像すらできませんが(・・・そんな状況コワすぎる)、その時間は結果的にブラレイ氏のリサイタル&質問コーナーになったそうです!!よってレッスンを聴講に来た人たちは、ブラレイ氏の演奏がタダで聴けちゃったというワケ。果たしてどちらがよかったのか分かりませんが、こんなビックリ!な出来事もあったのです。
 ちなみにブラレイ氏の公演、筆者は聴くことができませんでしたが、レポーターのE.N.が6日のソロ・コンサートを取材に行ったものを記事にする予定ですので、しばらくお待ちください♪取材から帰ってきたE.N.は案の定、目がハートマークになっていました(笑)。そして興奮しながらいそいそと記事を書いていたのですが、途中でパソコンの電源が落ち、書き上げかけたデータも一瞬にして宇宙のはるか彼方へと葬り去られるという大惨事に見舞われたため、更新が遅れているということを付け加えておきたいと思います。こちらは愛がありすぎたがゆえの(?)ハプニングでした。E.N.、がんばってね。
(E.M.)

その後、ようやくE.N.が書き上げたブラレイ氏へのラブコール

フィナーレ直前、一部撤収

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 地上広場も徐々にお店が撤収作業へ。モーツァルト市場も閉店。ああ、祭りも終わるんだなあっていう実感に浸れます。

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 どう見ても「終電を逃してうなだれる人々」に見えますが、そうではありません。あの賑やかだったチケット売り場のそばも今やこんなに寂しげに。
 現在、最後の公演が行われているところです。(Y.I.)

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P.S. この後、スタッフが聴いた最後のコンサートなど、まだまだ記事は続きます。もう少しだけ、お付き合いください。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンを紹介してね!