クラシックソムリエ・サロン第4回/そして!

毎回、たくさんの方にご応募いただき、抽選スタッフもうれしい悲鳴をあげている「クラシックソムリエ・サロン」。第4回目は、サウンド&ヴィジュアル・ライターという肩書きを持つソムリエ、前島秀国さんの登場です。
「ヴィジュアル」というキーワードからおわかりのように、活動範囲は音楽だけでなく、映画(と映画音楽)にも及びますが、実はラ・フォル・ジュルネにおける映画上映の企画にも参加しており、今年もちょっと他では観られないようなラインナップになっているのは、前島さんの功績大というわけです。

前島さん、ソムリエ・サロンのホスト役を務めている田中泰さんとウィーンへ取材旅行に行かれたのだそうで(その模様はラ・フォル・ジュルネのオフィシャル・ガイドブックでご覧いただけます)、今回はその報告からスタート。取材の際に撮影した写真をたくさんお持ちいただき、それらを大スクリーンに映しての解説です(なかなか豪華企画)。

418_salon1.jpg有名なウィーン・ムジークフェラインでの新年舞踏会の模様や、シューベルトの足跡をたどる旧跡などをレポート。シューベルト愛用のめがねや彼が所属したウィーン少年合唱団のリハーサル風景、そしてシューベルトが最後のときを迎えた兄の家などが映し出され、それに関連した曲を聴くという有意義な時間でした。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、前島さん、なんと厳しいドレスコードがある舞踏会へ出席したときのタキシード姿で、トーク中です。

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サロンの後半は、今年のラ・フォル・ジュルネで上映される映画についてなど。
オールド・ファンにも若い人にもおすすめの、シューベルトやウィーン少年合唱団などが主人公となっている音楽映画を中心に! 詳しくはこちらで。前島さんによると「ひょっとしたらとても衝撃的な作品が加わるかもしれませんよ」ということなのですが・・・追加情報をお楽しみに!


さて、クラシックソムリエ・サロンは、会期中にも2日から5日の夜に「トラウトナイト」というタイトルで開催されます。会場は地下2階の展示ホール2。前島さんは「ごはんミュージアム」での講演会や、映画上映(ホールD1)の際のプレトークも行います。内容などは随時、公式ウェブサイトで発表されますのでチェックしてみてください。

また、丸の内、有楽町、日比谷、銀座といった周辺エリアでのコンサートやイヴェントについても、すでに発表されています。大好評だったマスタークラスやキッズ・プログラムなども含め、1日中「ラ・フォル・ジュルネ」三昧ができる内容です。

詳細な情報については「関連プログラム・イベント」のページで。




クラシックソムリエ・サロン第3回

3月7日に行われた、第3回の「クラシックソムリエ・サロン」。3人目のトーク・ゲストは、1年目からクラシックソムリエを務めている音楽ライターの山尾敦史さんです。
2月にはナントで行われたラ・フォル・ジュルネへと足を運び、アーティストへのインタビューも行ってきたということで、現地の様子や音楽家たちの横顔などを報告しつつ、彼らの演奏する音楽を中心に紹介してくれました。

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前半はおすすめアーティストの紹介、後半は山尾さんが「このLFJを機会にぜひ聴いて欲しい」と推薦するシューベルトのピアノ・ソナタや交響曲が次々と紹介されていきます。LFJをどう楽しめばいいか?という問いには「シューベルトの音楽は決して難解なところはなくメロディが美しいですから、知らない曲であっても怖がらずに聴いていただきたいですね」とのこと。一般向けのチケット発売(3月15日)間近ということで、来場者の方々もコンサート・スケジュールを手にしながら熱心に聞き入っていました。

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サロンの合間には、カラヤン指揮によるベートーヴェンの「第9交響曲」を、超高音質を実現したガラス製のCD(値段は20万円!)と、普通のCDとで聴き比べるというスペシャル企画が実現!

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当日お聴きいただいた、山尾敦史さんがおすすめする曲とコンサート番号は以下となります。特に作曲者名が記されていないものは、すべてシューベルトの作品です。なお[]内の公演番号は3月7日現在のものです。また「ナントで出会ったアーティストたち」の公演番号は、そのアーティストが出演するすべての公演ですので、演奏する曲目は公演によって異なります。ぜひタイム・テーブルでご確認ください。


◎ナントで出会ったアーティストたち

 バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ)
 糸を紡ぐグレートヒェン
 [235、337、445]

 白井光子(メゾ・ソプラノ)+ハルトムート・ヘル(ピアノ)
 「冬の旅」より ぼだい樹
 [255、455]

 クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ、指揮)
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第2番より第3楽章
 [324、346、444、446、515、544]

 ミシェル・ダルベルト(ピアノ)
 さすらい人幻想曲
 [112、124、221、335、363、436、472]

 トリオ・ショーソン
 ピアノ五重奏曲「ます」より第1楽章
 [151、228、252、327、546]

 ミシェル・コルボ(指揮)
 ミサ曲第6番よりアニュス・デイ
 [215、243、347、416、443、514、542、546]


◎シューベルトおすすめの曲

 ピアノ・ソナタ第17番より第2楽章[224]

 ピアノ・ソナタ第21番より第1楽章
 [152(コロベイニコフ)、135(ペヌティエ)、272(田部)、
  227(シャオ・メイ・シュ)、368(シュトロッセ)、436(ダルベルト)、
  456(シャオ・メイ・シュ)、566(コロベイニコフ)]

 交響曲第1番より第1楽章[144]

 交響曲第2番より第1楽章[442、444、544]

 交響曲第4番「悲劇的」より第1楽章
 [113、344、441]

 交響曲第5番より第1楽章[212、342、511]

 交響曲第6番より第1楽章[346、541]

 交響曲第8番「グレイト」より第4楽章
 [114、216、245、312、313、414、426、512]

 レネゲイズ・スティール・バンド・オーケストラ
 [211、411]


さあ皆さん、タイムテーブルをじっくりと見ながら、チェックしてみてくださいね。

 ↓ クリック!

http://www.t-i-forum.co.jp/lfj_2008/timetable/





クラシックソムリエ・サロン第2回

2月27日に行われた、第2回の「クラシックソムリエ・サロン」。ルネ・マルタンさんに続いて登場したのは、東京国際フォーラムのスタッフにしてラ・フォル・ジュルネ(東京)のエグゼクティブプロデューサーである鈴木順子さん。
フランスのラ・フォル・ジュルネへ誰よりも早く視察に行き、空前絶後の音楽祭を東京へと持ってきた張本人なのです。

228_salon1.jpgそれだけに、東京でラ・フォル・ジュルネを立ち上げた際の意気込みや苦労談など、まさに当事者でないと語れないエピソードもいくつか。最初にナントへ訪れたときには、ややおとなしい雰囲気だという印象を持ったということですが、今年、久しぶりに訪れたナントはずいぶん華やかな雰囲気になっていたそうです。

「ひょっとしたらナントが、東京のいいところを取り入れたんじゃないかと思う部分もあるんです」

228_salon2.jpg東京でラ・フォル・ジュルネが開催されているときは、当然ながら業務のためにコンサートを聴くことはほとんどできないとか。ナントでは4日間で20ほどのコンサートをはしごし「お客様と同じように楽しめて満足でした」とのことです。

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当日お聴きいただいた、鈴木順子さんがおすすめする曲とコンサート番号は以下となります。特に作曲者名が記されていないものは、すべてシューベルトの作品です。なお公演番号は3月3日現在のものです。


◎「セレナード」(リストによるピアノ編曲版)
 [156、264、357、364]

◎弦楽四重奏曲「死と乙女」(原曲)
 [133、231、332、432]

◎弦楽四重奏曲「死と乙女」(マーラーによる弦楽合奏版)
 ※オリジナルの弦楽四重奏と聴き比べもできます。
 [141、521]

◎おすすめアーティスト:プラメナ・マンゴーヴァ(ピアノ)
 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番「熱情」
 [162、263、371、464、531]

◎おすすめアーティスト:クリスティアン・ツァハリアス(ピアノ、指揮)
 ピアノ・ソナタ第20番
 [346、324、444、446、515、544]
 ※ピアノ・ソナタ第20番を演奏するのは[324]

◎おすすめアーティスト:ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)、他
 ピアノ五重奏曲「ます」
 [125、151、221、226、322、327、423、523]
 ※ベレゾフスキー、マフチン、クニャーゼフらによる「ます」は[125、523]。
 ※ツェルニー編曲による2台ピアノ版も以下で演奏されます。
 [431、525]

◎ピアノ三重奏曲第2番
 [124、228、356、422、458、546、553]
 ※中でも「1828年3月26日の再現コンサート」[546]がおすすめ。

◎おすすめアーティスト:クワメ・ライアン(指揮)
 交響曲第8番「グレイト」
 [114、414]
 ※「グレイト」は他の指揮者+オケでも演奏されるので聴き比べもできます。
 [216、245、312、313、426、512]

◎おすすめアーティスト:ミシェル・コルボ(指揮)
 ミサ曲第6番[215、416、542]
 ロッシーニ:小荘厳ミサ[347、443]

◎ロッシーニ:歌劇「タンクレディ」より「こんなに胸騒ぎが」
 ※リチェルカール・コンソートの歌・演奏
 [132、232、372、462]

◎おすすめアーティスト:レネゲイズ・スティール・バンド・オーケストラ
 即興曲D.899/Op.90より
 交響曲第7番「未完成」
 [211、411]

◎歌曲集「冬の旅」より第1曲「おやすみ」(ハンス・ツェンダーによる管弦楽版)
 [328]


さあ皆さん、タイムテーブルをじっくりと見ながら、チェックしてみてくださいね。

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ルネ・マルタンさん、おすすめの曲とコンサート番号

お待たせしました!
12日のクラシックソムリエ・サロンで、ルネ・マルタンさんが「これはおすすめ!」とCDをかけた曲のリスト、そしてひと言コメントです。


◎「セレナード」(男声合唱、ソプラノ、ピアノ) [425、427、546]
マ「私のシューベルト像をひと言で表すなら<博愛>ですね」

◎「さすらい人幻想曲」(ピアノ曲) [264、357]
マ「ノスタルジックでメランコリックな曲。まるでシューベルトがあなたに秘密を打ち明けているような音楽です」
※リスト編曲によるピアノとオーケストラ版が以下で演奏されます。
[112、242、345]

◎「セレナード」(歌曲、「白鳥の歌」第4曲) [237、238、333、571]
※リスト編曲によるピアノ版が以下で演奏されます。
[156、264、357、364]

「ます」(ピアノ五重奏曲) [125、151、221、226、322、327、423、523]
マ「この曲は5日間で何度も聴けますよ。演奏もベレゾフスキーらによるロシア組、ダルベルトらによるフランス組、アンゲラーを中心としたグループなどいろいろですから、ぜひ聴く比べてみてください」
※ツェルニー編曲による2台ピアノ版が以下で演奏されます。
[431、525]

「君こそ我が憩い」(歌曲) [235、337、445]
マ「この曲にはシューベルトの才能が詰まっています。歌曲という芸術があるのは、まさにシューベルトのおかげなんです」

「死と乙女」(マーラーによる弦楽合奏版) [141、521]
※オリジナルの弦楽四重奏版は以下で演奏されます。
[133、231、332、432]

「ミサ曲第6番」 [215、416、542]

「ピアノ三重奏曲第2番」 [124、228、356、422、458、546、553]

「交響曲第8(9)番:グレイト」 [114、216、245、312、313、414、426、512]

「挽歌」(女声合唱+ピアノ) [425]

「楽興の時」(ピアノ曲) [155、163、353、366、465、471]
※ソムリエサロンでは第3番をお聴きいただきました

「弦楽五重奏曲」 [134、358、434、534]

レネゲイズ・スティール・バンド・オーケストラ [211、411]
※ソムリエ・サロンでは「アヴェ・マリア」をお聴きいただきました



さあ皆さん、タイムテーブルをじっくりと見ながら、チェックしてみてくださいね。

 ↓ クリック!

http://www.t-i-forum.co.jp/lfj_2008/timetable/


ルネ・マルタン・レコメンド!

記者発表が終わり、その夜は……。
今年も始まりました!「クラシックソムリエ・サロン」。これから5月まで、クラシック音楽の達人たちが、お客様を前にトークとおすすめコンサート案内をするという人気のイヴェントです。

第1回に登場する「達人」は、言うまでもなくルネ・マルタンさん、その人!
ラ・フォル・ジュルネ(LFJ)・ファンにはおなじみの顔ということもあって、定員130名の募集に、なんと1,000名以上もの応募が(競争率約8倍!)。


212_salon1.jpgマルタンさんから、ついに発表されたLFJ2008の全貌、そして「シューベルトとウィーン」というテーマの内容が語られた後、後半はお待ちかねのおすすめCD(曲、アーティスト)かけまくりタイムに突入。
その曲目とLFJで聴けるコンサート番号、マルタンさんのコメントは、後ほど(週明けには!)このレポートにアップされますので、チケット購入の参考にしてくださいね。

進行役は、クラシックソムリエの一人である「ぴあ」編集者の田中泰さん。これからの「ソムリエ・サロン」も、すべて進行役を務めます。


212_salon2.jpgお客様の多くは会場で配布されたLFJ5日間のコンサート・スケジュールを手に、マルタンさんが「この曲がいいんですよ」とコメントするたび、ペンを走らせていました。中には、ICレコーダーで録音(!)している人もおり、すでにこの会場が「熱狂の日」に。


212_salon3.jpgトーク終了後。マルタンさん大人気の図。


212_salon4.jpg昨年と同じく、持ってきたCDを積み上げて次から次へとかけていくというDJスタイル。「ラ・フォル・ジュルネのルーツは、昔から友だちを集めて好きなレコードを聴かせていたことかな。その頃は5人くらいだったけれど、今では何十万人になったというだけのことなんですよ」と語る笑顔がナイスです。決して「近寄りがたくエライ人」じゃないですから。

マ「5月のラ・フォル・ジュルネでは、会場で見かけたら気軽に声をかけてください。忙しくてゆっくりとお話しはできないけれどね」。

次回の「クラシックソムリエ・サロン」は2月28日。
その模様は、またここでご紹介します。


(yamao)

LFJ東京2008、いよいよ本格始動!

2月12日(火)、東京国際フォーラムにて、ついに!ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2008の概要が発表されました。
アーティスティック・ディレクター、おなじみのルネ・マルタンさんが来日し、新聞・雑誌・放送などメディア関係者、およそ160名を前にしての開催宣言。今年はどのような特徴があるのか、「シューベルトとウィーン」というテーマのもとでいったい何が行われるのか、そして肝心のコンサートの内容など、いろいろなことが紹介されました。

有料コンサートの詳細ほかは、オフィシャル・ウェブサイトで発表されています。
(右上の「オフィシャルサイト」をクリック!)


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今回、アンバサダーを務めていらっしゃる、茂木健一郎さんも会場に。
「ラ・フォル・ジュルネに出会ったのは、地下鉄の車内で偶然に見たポスターだったんですけれど、これは単なるクラシックのコンサートじゃないなと直感が働いて、次の週には会場に来ちゃいましたよ」と、LFJの印象を語っていらっしゃいました。
茂木さん、今回は「すべては音楽から生まれる 脳とシューベルト」というオフィシャル・ブックもお書きになっています(PHP研究所からの新書。すでに発売中)。

212_press3.jpgなんだか会場が、茂木さんの講義を聞いているような雰囲気に。




ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンを紹介してね!