ヴィオラ・ダ・ガンバ、発見。

レポート・チームはコンサートやバック・ステージだけではなく、時間があればカメラを手にして会場内を歩き回っています。そんなところから思わぬ光景に遭遇するのですね。

展示ホール「リューベック広場」を眺めつつ歩いていたのですが、

ん?・・・
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あれはなんだ?・・・
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おおお、ヴィオラ・ダ・ガンバではないですか。
ルネサンスやバロック音楽時代に活躍した楽器で、サイズもいろいろ。左はチェロのようなサイズですが、右の楽器などはヴァイオリンをわざわざ立てて演奏しているように見えてしまいます。この、いろいろなサイズと音域をもったガンバを集めて合奏をするのが、ガンバ・コンソート。
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ヴィオラ・ダ・ガンバは、↓ この楽器です。チェロのようですが、弓を持つ手の形がチェロとは違うんですよ。
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しかしながら広いステージの中央に集まって、井戸端会・・・いやいやいや、会話をするようにひそやかな音楽を奏でているのは、かなりおもしろい光景です。コンサートではリーダーの神戸愉樹美(かんべゆきみ)さんが楽器についてのトークをして、たくさん集まった聴衆にガンバのチャームポイントをアピール。
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今年のラ・フォル・ジュルネはバロック音楽の時代がメインであるため、過去4回には登場しない楽器もたくさんあったはずです。こんなところで歴史と楽器の変遷の関係を考えてみるのもおもしろいですね。



ここは熱い!人気沸騰のマスタークラス

マスタークラスが大変なことになっています。
とにかく、いつ行っても会場の外で並ぶ人たちの行列。アーティスト個々の人気というより、マスタークラス自体が注目されて人が集まってくるようにしか思えません。
それほど大人気。

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これ、列の後半のほうは立ち見になってしまうのですが、さらにキャンセル待ちの列というのが別のところにできるというくらい、希望者殺到。
次回からもう少し大きな会場になることを期待。
注)マスタークラス内の写真がないのは、あまりにいっぱいで中に入れなかったからです。

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こちらは同じ地下2階、CDショップ新星堂の一角にあるサイン会の会場にて、やはり長蛇の列を作っているお客さんたち。こちらは先着人数限定ではなく、並んだ全員にサインはしてくれますよ。




マスタークラスの様子は・・・

こんばんは。クラリンです。
クラリネット吹いてるからクラリンなんです。

ネマニャ・ラドロヴィチのマスタークラスに少しだけお邪魔してきました!!
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立ち見のお客さんもいて、みなさん熱心に聴いておられました。
このプログラムはたんなる演奏会ではないのです。
若手をそだてるというプログラムなので、
将来を担う若手演奏家をアーティストの方が指導されるのです。
そしてお客様は聴講生のようなもの。
どうやって曲ができあがるのか、演奏者がどんなことを思って演奏しているのかわかっちゃうんです。
例えば・・・
p(ピアノ=音を小さく)と書かれているメロディー、次にf(フォルテ=音を大きく)と書かれていたとします。
そんな時、ただ音を小さくして次にただ音を大きくするのでなく今日のラドロヴィチの表現を少し引用させてもらうと「五歳の女の子が目を丸くして驚いている感じ」がきて次に「大きな男の人がくる様子」という形になるのです。
おもしろいでしょ。

実は私、クラリンはネマニャラドロヴィチの演奏を事前(っていうか昨日)に聞いていました。
とても女性に人気があるアーティストの一人なので、どんな方なのかと。
演奏にとてもパッションがある方です。
教え方も情熱的だったし。
そしてその情熱がうつって通訳の方も情熱的な日本語になっちゃってた時も(笑)

アーティストが曲にこめる熱い思いが演奏会とは違う形でみなさまに伝わったことでしょう。


♪クラリン♪

子ども達がステンドグラスを作る!?

どうも。学生レポーターのクラリンです。

一生懸命やりますので宜しくお願いします('_'*)

キッズプログラムの「教会のステンドグラスを作ろう!」のコーナーに行ってきました!!
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子ども達がたくさん!!
お昼ごはんもおわってお父さんにだっこされて眠っている子もちらほら。
どうやってステンドグラスを子ども達がつくるのか・・。
少しのぞきにいってきました☆

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実はガラスでできてるような本物のステンドグラスではなく、
黒画用紙に好きな形の絵を描き切り抜いてセロハンのようなものを貼り付けてつくるのです。
実はちょぃエコな部分もあって、セロハンはラーメンの袋やペットボトルなどのラベルを利用!!
熱心に子ども達はつくりあげていきます!!
そしてそして・・・
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じゃーん!!
このようにダンボールでつくられた教会の窓にはりつけられるのです!
とっても綺麗ですねぇ♪
ただこうやって貼り付けられるので思い出として持ち帰ることはできないのだそう。

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10分位でだいたいできあがるそうです。
お星様の絵が上手にかけなくて奮闘している男の子や綺麗に切り抜いてる女の子などみんなたのしそうでした!!

♪クラリン♪

みんなで作り上げる喜び

盛り上がっているのは大人だけではありません!!子ども達だって熱狂してます!!!

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行ってきたのはポスター中段の「得意な楽器でジャズ・セッション!」~バッハをジャズにアレンジ~。なんと、日本が誇るトロンボーン奏者の中川英二郎さんからジャズを教えてもらえるんです!!!
ラ・フォル・ジュルネのホームページ上で、「プロのジャズトロンボーン奏者の指導で、あっという間にかっこいいジャズが演奏できるようになります。みんな、自分の楽器を持って集まれ!」と書いてあったので、どのくらい出来るようになるのか興味津々で伺いました。
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いや~、もう驚きですよ。何がって子ども達の飲み込みの速さといったらもう、大人として自分が恥ずかしくなります・・・最初は戸惑っていた子ども達も、みるみると上達して、ジャズを作り上げていくんですよ。これには自分の子どもではないけれども、子ども達の成長を親のように嬉しく思ってしまいました。
みんなで一つの曲を完成させていく、これってまさしく「もの作り」と同じではないですか!?そこで生まれるチームワークはかけがえの無い友情へと・・・なんだか熱くなってしまいましたが、本当に楽しそうでした。まさしく音で楽しむ、音楽の実践ですね。
僕も子どもに戻りたーーーい!!!

サイン会で出会うアーティストの素顔

地下2階展示ホール「リューベック広場」をぶらぶら歩いていると、サイン会が行われているところに遭遇。なんとそれは、朝一番であるB5ホールで「無伴奏チェロ組曲」の公演を終えたばかりの、タチアナ・ヴァシリエヴァさん!「バッハ市場」のそばの一角、新星堂ブース内で、ひと公演終えて、駆けつけてくれたアーティストによるサイン会が催されていました。

PICT0059.JPGファン一人ひとりと握手をし、写真を頼まれると、素敵な笑顔で応えていました。ファンにとっては、憧れのアーティストと触れ合う貴重なひととき。感激ですよね!

 

それにしても、ファンもアーティストも笑顔がいい!本当に、幸せ溢れる光景があちこちに見受けられます。サイン会のスケジュールは、まえもって新星堂店内に掲出されるそうです。もし、お目当てのアーティストがいるならば、CDを購入し、サインをもらいに行ってみては!

 

癒しの空間「フォントノー展」で心のリセットを

音楽祭の一環として、さまざまな催し物があります。

音楽が鳴りやまない東京国際フォーラムの敷地内の一角、ガラス棟7階有楽町側。比較的静かで落ち着いたスペースにおいて、仏ナント在住のアーティスト、エリック・フォントノーさんによる「バッハの街」と題した展覧会が開催されています。

PICT0068.JPGバッハの生涯を追いながら、バッハが住んだ街、旅した場所をテーマに、真っ白な紙(アルシュ紙)に白い針を刺して描く点描アートが展示されています。フォントノーさんの既成概念にとらわれない、ユニークな表現方法が、見る側にはとても新鮮!なんだか心が洗われます。

今回、各演奏会場に名付けられたバッハにゆかりのある街「アイゼナハ」、「リューネブルグ」、「アルンシュタット」などの街の風景が、針の点描とともに描かれ、改めて、バッハの軌跡をたどる機会に。

PICT0070.JPGアーティストの方も、音楽祭開催中、思い思いにいろいろな場所へ足を運ばれています。

フォントノーさんがとりわけ力を入れている「Carte blanche(白い地図)」という「地理」をテーマとする連作は、地球上の様々な地域の地図や大陸の輪郭などを、針の点描画で表現しており、こちらも合わせて鑑賞できます。

 

PICT0062.JPGガラス棟の最上階ということもあり、高い天井のそば近く。少しだけ、喧噪(でもないですが)を離れ、ゆっくりと流れる時間とともに、バッハの過ごしたドイツの街に想いを馳せてみてはいかがでしょう。

マスタークラスは地下2階で

昨年まではガラス棟のラウンジや会議室で行われていたマスタークラスですが、今年は地下2階「リューベック広場」の入り口近く(チケット販売カウンター前のエスカレーター/階段の下)に集合していただき、そのまま地下2階にある部屋へと入ります。初めていらっしゃる方にはわかりづらいかもしれませんから、迷ったらとにかくインフォメーション・ブースや、近くにいる会場スタッフにおたずねを。

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ちなみに、マスタークラスは今年も先着順ですので、人気のあるアーティストの回はあっという間に定員になってしまいます。


地下2階の展示ホール(リューベック広場)も、今年は八角形のステージが全体の中央に配置され、壁にはオフィシャル・フォトグラファー・チームによるLFJ写真展が(写真の右の方です)。
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地上の有楽町駅近くにあるチケット販売カウンターは、今日からインフォメーションになっています。パンフレットなどはここで手に入れてください。
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これは見ないと損かも!「バッハの素顔」展

相田みつを美術館といえば、ラ・フォル・ジュルネ・ファンにとっては「もっともチケットがとれないコンサート会場」として有名。コンサートは夕方からなので昼間は通常のように相田みつを作品を展示していますが、今年は美術館の「第2ホール」で、スペシャル企画である「バッハの素顔」展が開催されています。

「ふーん、バッハの肖像画とかバッハが活躍した街の様子がわかるとか、それともバッハの自筆楽譜でもあるのかな」と思っている方、いや実は、もっと興味深い展示物が。

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これは、会場内の写真ですけれど、有名な3枚の肖像画はもちろん、そこから模写したと思われる、19世紀までに描かれたJ.S.バッハの肖像画が数点。これが、なんか「伝言ゲーム」のようになって「え?これ、バッハ?」という具合になっているものもあり......ちょっと笑えますけれど、なかなかお目にかかれないシロモノ。

右の彫像は19世紀にバッハのお墓から頭蓋骨を拝借して復元したという、なかなかイケメンな胸像。きりっとした凛々しい顔立ちですから、実際に対面してみてください。女性は「ハート、キューーン」かも。

そして写真の奥の方に見えるドアを入ると、そこには......(以下、会場でお確かめを)。


手前にあるのは、バッハが持っていた楽器リストをもとに復元したというクラヴィコード。家具のような鍵盤楽器です。会場にはこのほか、チェンバロやヴァージナル(小型のチェンバロ)なども展示されており、弾き比べのコンサートも行われていますから、めったに聴けない楽器の音を聴くチャンス。



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こちら、展覧会の企画と監修をされている音楽学/音楽評論の澤谷夏樹さん。
「会期中は会場におりますから、お気軽に声をおかけください。場合によりましたら、その場で展示物の解説などもしますし、コンサートでは楽器の紹介もいたしますよ」ということです。有料コンサートのチケットがあれば入場料は割引されますよ。

展覧会の詳細は、こちらをご覧ください。館内でのコンサートやトークなどは「イベント情報」をクリック。
へぇ、クラヴィコードのミニ・コンサートって、こんな雰囲気なのか!





2009のオープニング!


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ラ・フォル・ジュルネは、毎年ここからのスタート。
4月28日、東京駅すぐの丸ビル1階にある「マルキューブ」で、オープニング・セレモニーが行われました。平日なので、外はランチタイムのビジネスマンやOLさんなどもたくさん。このマルキューブでも、ラ・フォル・ジュルネ期間中には、いろいろなアーティストが登場してコンサートが行われます。たとえば、ステージ奥にあるこの小型パイプ・オルガン。ということは東京国際フォーラムの有料コンサートでは実現しなかった、バッハのオルガン曲が聴けるということかな。

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セレモニー後には、東京メトロポリタン・ブラス・クインテット(東京都交響楽団の金管楽器奏者によるアンサンブル)のミニ・コンサート。マルキューブは吹き抜けで天井が高いため、音がよーーーく響くのです。

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マルキューブほか、丸の内エリアで行われるコンサートやイヴェント、グルメ情報などについては、黄色い表紙が目印の「丸の内・周辺エリアイベントガイド」と細長い「グルメガイド」で!

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ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンを紹介してね!