取材1日目スタート!




さて、11時ごろにはすべての公演が終わりました。
これから、楽屋に貼り紙があったように、11時からフェアウェルパーティが始まります。ただ、11時過ぎに終わった公演もあるため、当然全員が集まっているわけではないのです。
ブログ隊は、11時10分ごろに一度潜入。「どうせまだ始まってないだろう」と思いつつパーティ会場をのぞきに行ったら予想通り。でも先に集まったアーティストたちは、すでにワインやらビールやらを飲み始めていて、ワイワイ楽しそうにしていました。

11時30分に再び潜入してみたら、45分ごろにマルタンさんがパーティ会場に到着!
マルタンさんはあちこちでいろんな方と挨拶をしているので、なかなかパーティが始まる気配はないし、みんなはそんなのお構いなしで飲んでるし(笑)。でもこのゆるーい感じがいいのです。
しばらくしてからマルタンさんのスピーチが始まり、12時ごろにやっとパーティがスタートしました。

これで今年の「ラ・フォル・ジュルネ」はおしまい。お祭りが終わると少ししんみりしますね。
公式レポート2010もこれにて終了です。ご覧いただき、ありがとうございました。


やっぱりこれははずせないでしょう!
ということで、ホールAで行われた「ショパンの葬送」。ある意味、これほど締めにピッタリなコンサートはないんじゃないかと。
このプログラムは、ショパンの遺言にあった「自分の葬儀ではモーツァルトのレクイエムを演奏してほしい」との言葉にそって執り行われた葬儀を再現したものなのです。
前奏曲のオルガン演奏や、葬送行進曲弦楽器版の演奏のあと、もうラ・フォル・ジュルネではおなじみの顔、合唱指揮の大家ミッシェル・コルボ氏の指揮でレクイエムが演奏されました。

ソリストもオケも合唱団も演奏はもちろん完璧。さすがモーツァルト、さすがコルボ! こんなプログラム・演奏に接することが出来て、本当に幸せです。フレデリック・ショパンという芸術家の生から死に至るまで思いを馳せていたら、途中から涙があふれてしまいました......。
そして、今年も熱狂の3日間が終わりました。

今年も感動の演奏を生み出してくれたコルボ氏、その日のお昼間にはこんな出来事がありました。
展示広場でファンの方に声をかけられ、サインに応じるコルボさん。するとあっという間に囲み取材状態に。困ったコルボさんはなんと、自ら近くの椅子をズルズルと移動させ即席撮影会を始めたのです。

そして、「僕はもう行くよと」スクっと立ち上がり、撮影会終了。

LFJでは多くの演奏家さんが来場していたお客さんとお話していたりサインに応じている姿を見かけます。そんな演奏家の方の姿勢にも感動でしたが、その演奏家さんを尊重した、礼儀正しい態度で接するお客さんの姿にも感動しました!
LFJ初登場!ブルーノ・リグットさんのリサイタルを聴いてきました。
ナントの公演では、彼の繊細で心の琴線に触れる演奏に、スタンディング・オーベーション・・・涙する人もいたとの事。
これは是非、会場内で聴いてみなくてはと思い、(半ば半信半疑で)足を運んでみました。
今回のプログラムは、シューマン「子供の情景」ショパン「ノクターン」「スケルツォ2番」「幻想曲」だったのですが、何と不覚にも・・・私もウルっときてしまったんですよね。
終演後、舞台袖へ戻ったリグットさんにその事を伝えると「そうさ、そのために音楽ってものは存在してるのさ。」と優しい笑顔で答えてくれました。

そして「日本の聴衆の皆さんが作って下さる、コンサート会場の雰囲気や静寂・・・その空間が、どれほどアーティストの助けとなっている事か・・・僕はそんな聴衆の皆さんから繊細さを感じ、その空間の中だからこそ自分の音を探す事に集中できました。本当にありがとう。」とメッセージを下さいました。

ブルーノ・リグットさん、本当にありがとうございました!



舞台から楽屋へ抜ける通路に、今年も貼ってありました、「OTUKARE-SAMA!!」。

毎年最終日の夜に、アーティストたちへフェアウェル・パーティのお知らせが掲示されるのです。
すべての公演を終えたアーティストたちは、本当の意味でのリラックスした状態で、いつもこのパーティを楽しんでいます。DJルネ・マルタン選曲によるディスコパーティもこの打ち上げの大きな目玉なんですよ~。
このパーティ、ブログ隊も潜入予定です。