おまけブログ










ああ......終わってしまいましたね、今年のLFJも。始まりがあれば終わりもある。致し方のないことです。はい、始まるときから分かっていたことです。それでも祭りのあとの静けさは寂しいです。
ですが、実は出演者たちにとっては夜はまだこれから。
「会場内のどこかで開かれるフェアウェルパーティーに潜入せよ」との司令が出たんだか出なかったんだか、いずれにせよ、フェアウェルパーティーに行くぜ!と意気込んでその会場へと乗り込みました。

ちょうど公式カメラマンでいらっしゃる三浦興一さんによる記念撮影が始まるところでした。
パパパッと笑いが起こるイラストが2枚、掛け軸のごとくザッ!と披露され、それを見て笑っている出演者たちの写真を撮る、という仕掛けです。

無事記念撮影が終わり、ここからは出演者のリラックスタイムがスタート。と同時にDJマルタンによるクラブタイムの始まり始まり~。このときかかる曲というのは、マイケル・ジャクソンやジェームス・ブラウンなどといった、めっちゃくちゃノリの良い曲ばかり。それにあわせて踊り狂う! これぞまさにLFJのフェアウェルパーティー!

参加者が楽しんでいるかを常に気遣いながら、音楽をかけ続けるDJマルタン!

本番への緊張が続く毎日が終わり、リラックスされているアーティストのみなさんは本当にステキです。
今回の開催に関わったみなさん、本当にお疲れさまでした!



ホールCの最終公演、勅使川原三郎さん(ダンス)とヴォックス・クラマンティス(合唱)のコラボレーション、スタンディングオーベーションのうちに終わりました。一番前に座って鑑賞していたルネ・マルタンも真っ先に立ち上がり、真剣な面持ちでブラボーと叫んでいました。ルネさんは「本当に素晴らしかった・・・特別な公演になったね。」とブログ隊にコッソリ耳打ち。
作品に込めた想いや願いなどがあったら是非うかがってみたいと思い、終演後の勅使川原さんにお話をきいてきました。

いよいよ最終日となった本日。夕方からプレス懇談会が開かれて、今年の総括と来年の展望について、ルネ・マルタンさんをはじめ主催者各氏よりお話がありました。
今年の来場者数はのべ36万人(5月5日正午時点)。東京国際フォーラムでのチケット販売数は約12万2千枚にのぼりました。
気になる来年のテーマは「フランス音楽とスペイン音楽」で現在構想中とのこと。19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパの音楽の中心地であったパリ。スペインからはアルベニス、グラナドス、ファリャらがパリで活躍し、ドビュッシーやラヴェルと交流していたんだそうです。これらの作曲家に加え、シャブリエ、ショーソン、プーランク、ミヨー、オーリック、ルーセル、カプレ、メシアンも......と次々と作曲家の名前が挙げられました。「ビゼーからピエール・ブーレーズまで」をテーマにするということですので、幅広い作品が取り上げられそうです。
また、来年も渋さ知らズやダンサーの勅使川原さんとまたコラボレーションしたいとも。
スペインのフラメンコやフランスの地方色豊かな民族音楽も紹介したいということですので、今年に続いて未知の音楽との出会いがたくさん用意されそう。まだ気が早いですが、来年も楽しみです。

マトリョミン、それはテルミンをもっと世の中に普及させるべく生まれた楽器...そんなマトリョミンがここ、展示ホールに大集合!
日本全国のマトリョミン奏者より選りすぐった精鋭部隊、マーブルの登場です!
全員が片手にマトリョーシカを持ち、聴診器を付け...って、何で聴診器付けてるの!?
これには深ーいワケがありまして、テルミンと同じくマトリョミンも、空中で手を電磁波という「見えない」「触れない」ものに反応させて音程を取る楽器。つまり、これだけ周りに同じ楽器がいると、自分が何の音を弾いているのか分からなくなっちゃうのですね。
しかしこの姿、かなりシュールなものがあります。

グリンガ、ラフマニノフのクラシックナンバーからロシア民謡、ロシアの歌謡曲まで、大勢のマトリョミンが奏でます。
テルミンもそうですが、ホント不思議な音です。宇宙と交信しているというか何というか...ちょっとトリップしそうになりました。
コンサートマスターの竹内正実さん、この方こそ、マトリョミンの開発者です。
「僕はテルミン奏者であり、また音楽工学も学んでいたのですが、何かひらめいちゃったんですよ。テルミンとマトリョーシカが合体したら、きっと面白いだろうなーと。僕はロシアに住みたいくらいロシア愛が強いので、そんなロシア発の2つのものが、ポップカルチャーとして発展してくれれば、と思っています」
ちなみにマトリョミンは現在第3世代、4,000台が出荷されているそうです。ご興味のある方は是非チャレンジしてみましょう!



ストラヴィンスキーとプロコフィエフとなると、わりと前衛的な音楽かしら?と思っていたら、ストラヴィンスキーのプルチネルラ組曲は18世紀のイタリアの音楽を素材にしてるからか、ものすごく古典的な作風。でも、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番は新古典主義的な作風とは言われてますが、そんな感じには思えないほど、随所に20世紀音楽が感じられる作品。
まず前半には、ストラヴィンスキーとは思えないほどの、愛らしい曲が、パリ室内管弦楽団によって演奏されました。もうその音楽にメロメロ。聴きながらあまりの愛らしさに一人プルプル震えてました(笑)。
後半はイェウン・チェさんのヴァイオリン・ソロで協奏曲が。チェさんが表現するこの作品の柔剛が鮮やかに表現され、細かな表現も含め、あっぱれでした。
