東日本大震災復興支援スペシャルコンサート

本公演前夜のスペシャルコンサートに行ってきました。
司会の石丸幹二さんとルネ・マルタンさんのトークをはさみつつ、さまざまなアーティストが登場して、少しずつ音楽祭のテーマに関係した曲を演奏してくれるこの公演、いつもであれば「前夜祭」となるところですが、今回は募金箱を設置しての復興支援コンサートとなりました。
出演は小泉和裕指揮東京都交響楽団、プラジャーク弦楽四重奏団+ツェムリンスキー弦楽四重奏団メンバー、クレール・デゼール&エマニュエル・シュトロッセのピアノ・デュオ、ボーカル・アンサンブルのヴォーチェス8。

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来日アーティストのみなさんが震災を受けての日本へのメッセージを語ってくれました。「音楽は言葉でも映像でも伝えられないものを伝えることができる。みなさんとこのひと時を分かち合えることは光栄。音楽家は人と人を結ぶ絆を作るのです」と語ってくれたのはピアニストのクレール・デゼールさん。
写真のイギリスの若いグループ、ヴォーチェス8は日本語によるメッセージに続いて、ブラームスの「祭典と記念の格言」を歌ってくれました。いや、これは......うまい! ルネ・マルタンさんが「自分が発見したグループ」と胸を張りたくなる気持ちもわかります。今年の音楽祭最大の驚きになるかも。しかも会場を巻き込んで、場内全員でブラームスの子守歌を歌うという展開に。お見事。
明日からの3日間、ますます楽しみになって来ました!

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