本屋さんvsグッズショップ

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ナントの会場内でにぎわっているショップといえば、ひとつはもちろんCDショップ、そしてもう一つは本屋さん。朝から夜遅くまで客足が絶えることがありません。
音楽を題材とした子供向けの絵本から、本格的な音楽専門書まで、品ぞろえは充実しています。分量的に都内の大型書店の音楽書コーナーに負けていません。出演アーティストに関する本もありますが、多いのは作曲家についての本でしょうか。書名だけを眺めていても、かなりのラインナップで、やっぱりフランス語出版は「層が厚いなあ」と感じます。


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一方、対照的に東京よりもずっと規模が小さいのがグッズショップ。
LFJのTシャツやマグカップなどが置いてあるのですが、アイテム数が少なく、ご覧のような雰囲気。日本人的な感覚でかわいくてお土産にぴったりの品というのはみつからなさそう。

(本屋さんについての追加情報です)
お店のキュートなおねーさんにうかがったところによると、いちばん売れているのはCD付きの絵本。いろいろなキャラクターのシリーズがたくさんあって、家族でいらっしゃった方々が小さな子供や孫のために買ってあげるんだとか。孫パワーはどの国でも共通か。
あとは作曲家の(比較的わかりやすい)伝記本、ラ・フォル・ジュルネのこれまでを紹介した本も売れるみたいですね。ショップの中央には難しい音楽理論書なども置いてありますが「ときどき売れるわ」とのこと。
それにしても充実した品揃えであることは間違いなし。

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