ソムリエ・サロンは3回目も盛況。そして新ニュースが。

ラ・フォル・ジュルネの開幕も、いよいよあと20日ほど。桜が満開のシーズンに、恒例「クラシックソムリエ・サロン」の第3回が行われました。
今回のゲストは、フランス・ナントにおけるラ・フォル・ジュルネを視察してきた2人のソムリエ、平末広さん(雑誌「モーストリー・クラシック」編集者)と、渡辺謙太郎さん(編集者、音楽ライター)です。お二人が見て聴いたナントの様子、出会ったアーティストたちなどについて、楽しいトークを聞くことができました。

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もちろん今回も素晴らしいオーディオ(ラックスマンとJBLの製品で、お値段は総額およぼ700万円! ソムリエサロンでも過去最高とか)で、おすすめのアーティストの演奏やバッハの曲をたっぷりと。回を重ねるごとに応募していただく方が増え、今年はついにこれまでのホールD1ではなく、より広いホールD7で行われましたが、また来年もたくさんの方に楽しんでいただけることを願って(......って、まだ今年のラ・フォル・ジュルネも開幕していないんですが)。

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そして、レポートスタッフはちょっと感動。撮影している前の列に、チェックした(またはチケットを買った)公演をきれいに整理して手帳にはり付けている方を発見。思わずシャッターを。

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当日のサロンでお聴きいただいた、ソムリエおすすめの曲やアーティストは次の通りです。

1)バッハ:ガヴォットとロンドゥー(パヴェル・シュポルツルの演奏)
2)ヴィヴァルディ:4つのヴァイオリンのための協奏曲〜第3楽章
3)バッハ:4台のピアノのための協奏曲〜第3楽章(上記の編曲)
4)テレム・カルテットの演奏でシューベルトの「魔王」
5)ブクステフーデ:「われらがイエスの御体」〜「顔」(ラ・ヴェネクシアーナの演奏)
6)バッハ:ミサ曲ロ短調〜キリエ(ミシェル・コルボ指揮)
7)バッハ(ケンプ編):主よ、人の望みの喜びよ(ブリジット・エンゲラーの演奏)
8)バッハ:ゴルドベルク変奏曲〜アリア(シュ・シャオメイの演奏)
9)バッハ:ゴルドベルク変奏曲〜アリア(ピエール・アンタイの演奏)
10)バッハ:マタイ受難曲〜フィナーレの合唱
11)バッハ:ゴルドベルク変奏曲〜アリア(ボリス・ベレゾフスキーの演奏)



そして、その場でアナウンスされた新しいニュース!
4月12日(日)の10:00から、5月1日に行われる前夜祭スペシャルコンサートのチケット販売や、すでに前売りチケットが売り切れになっている公演の追加販売、そして公演番号116(メサイア)の代わりに行われるスペシャル・プログラム「ルネ・マルタンのル・ク・ド・クール(ハート直撃!)」のチケット販売などが行われます。
詳しくは、こちらからどうぞ!



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