ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2011記者発表!

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本日、ついにLFJ2011の記者発表が開催されました! 会場となった東京国際フォーラムホールB5にはさまざまなメディア関係者の方々がずらり。
アーティスティック・ディレクターのルネ・マルタンさん(写真中央)や、アーティスティック・プロデューサーの梶本眞秀氏(右)が、今年のLFJの企画概要、聴きどころについて語ってくださいました。

今年のテーマは「タイタンたち」。ブラームスから新ウィーン楽派まで、つまり19世紀後半から20世紀前半の約100年を生きた作曲家たちが取り上げられます。
ブラームスのすべての交響曲と協奏曲はもちろん、室内楽、ピアノ曲もたっぷり。15年をかけて完成させたという大傑作「ドイツ・レクエイム」は、通常のオーケストラ版と四手ピアノ版の2種の上演が予定されているそうです! オーケストラ版を指揮するのは、ミシェル・コルボ(期待通りですね~)。

リストは晩年の知られざる傑作に焦点が。ルネ・マルタンさんおすすめは「十字架への道」。ブルックナー、マーラー、シュトラウスからも多彩な作品が取り上げられます。シェーンベルク作品では「浄夜」を室内楽版とオーケストラ版で、さらに「月に憑かれたピエロ」を通常版と勅使川原三郎とのダンス・コラボレーション版も。
気になる演奏会を一つ一つ挙げだすとキリがありませんが、今年も強力なプログラムが組まれています。

そうそう、今年は有料公演の会場が一つ増えました。お隣の「よみうりホール」1100席も室内楽やピアノ公演に使用されます。

日本のオーケストラの参加も増えました。東京都交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢に加えて読売日本交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、桐朋学園オーケストラ、横浜シンフォニエッタといった陣容。
コルボ、ベレゾフスキー、ケフェレック、エンゲラー、ペヌティエといったおなじみの来日アーティストに加え、新たな若い才能も多数参加します。
今年はどんな発見が待っているのか。今から楽しみです!

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