皐月のように

松山冴花さんとフランク・ブラレイさんの美男美女コンビを聴いてきました。
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曲目は
R.シュトラウス:5つのピアノ小品op.3(抜粋)
リスト:レメーニの結婚のための祝婚曲
R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調op.18
ブラームス:F.A.E.のソナタより スケルツォ
どんな演奏だったかと言うと・・・・情熱的というか、それとも爽やかと言おうか、とても表現に困ってしまうけれど、一言で言えば素晴らしかった!!になってしますね。頑張って具体的に伝えるとするならば、聴いていて若葉をイメージさせるような感じでした。ちょうど皐月の様な青々として爽やかな感じです。言葉で伝えられないから音楽で伝えているんだ、と言う人もいるくらいですがその通りだと思います。ですので是非実際に聞いてこの感覚を感じ取って欲しいです。もちろん感じ方は人それぞれだと思うけれども、間違いなく来て良かったなと思えるはずです。そんな演奏を聞かせてくれた松山冴花さんに、お話を聞いてきました。
今回ラ・フォル・ジュルネに参加されて感じたことは?
沢山の人たちが集まっていて、そして熱気があって本当にお祭りみたいですね。
ニューヨークにお住まいですが、ニューヨークと日本の観客のちがいはありますか?
日本のお客さんは本当に静かで、演奏中自分が間違っていないか不安になるほどですけれど、演奏が終わると皆さんの表情が一気に明るくなるので、安心しますね。決してニューヨークのお客さんが静かではないということではないんですけど、日本では張り詰めた静けさを感じます。それだけ演奏を聴くことに集中しているんだと思います。
今回演奏された作曲家の中で一番思い入れのある作曲家の方はどなたですか?
私はシュトラウスですかね。曲の中での振れ幅が激しいんですけど、私の性格に似ているからかですかね。(笑)
これから来られる方々に対してメッセージをお願いします。
もし道端で出会っても話しかけてもらっていいんで、是非フランクに、気軽に参加してください。
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物凄くチャーミングな笑顔でインタビューに応じて頂いた松山さんは5月5日に再登場!チケットをお持ちの方はこどもの日を楽しみにしていて下さいね。

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