丸の内 アート×ミュージックセミナーが開催!

丸の内 アート×ミュージックセミナー

現在、丸の内の三菱一号館美術館ではフランス印象派の作品を中心とした「奇跡のクラーク・コレクション」が開催中。で、今年のLFJはフランス音楽が主役。だったら一緒になにかできるのでは?
ということで3月29日、東京国際フォーラムのホールD7(LFJでおなじみの会場ですね)で開かれたのが、特別セミナー「丸の内 アート×ミュージックセミナー~近代フランスの音楽と美術~」。
三菱一号館美術館館長の高橋明也さんとLFJクラシックアンバサダーの伊熊よし子さんのお二人が、近代フランスの美術と音楽の魅力について、語りあってくれました。

「ベルリオーズの色彩感はドラクロワが目指したもの」(高橋館長)
「当時のパリでは音楽家が画家や詩人、小説家などさまざまの分野の才能とサロンで交流して触発されていた。現代のフランスの演奏家にはそんな環境をうらやましいと語る人も多い」(伊熊さん)

音楽と美術をめぐり興味深いお話が尽きません。高橋館長が選ぶ名画の解説を聞きつつ、伊熊さんチョイスの音源でフォーレの「レクイエム」やドビュッシーの「海」を聴く。このセミナーは今回が初めての試みでしたが、音楽との接し方に一段と広がりができたように感じました。もっと美術にも触れてみようかな......。
三菱一号館美術館「奇跡のクラーク・コレクション」は5月26日(日)まで。LFJの前後に足を運ぶといっそう楽しめそうです。

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