熱狂前夜、地上広場に第九が響く!

いよいよ明日から始まる音楽祭! 前夜祭に集まった多くの人たちで、すでに地上広場のキオスクステージ周辺は大賑わいです。
参加型プログラム「みんなで第九・歓喜の歌」に、楽器を持った人たちが集結しています。LFJ10周年を祝って、ベートーヴェンの「第九」の演奏が始まろうとしているのです。

す、すごい人......ブログ隊、なかなか中央のステージに近づけません(汗)。

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お好きな楽器や楽譜を持参で集まってくれました。すごい。
弦楽器も・・・

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管楽器も・・・
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一番多いのは合唱! 歌で参加の方々です。その場で配られている楽譜を手に手に集います。

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そして、我らが指揮者はこの方、曽我大介さんです!

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マエストロ・曽我さんは、なんと「第九」の本もご出版されているというスペシャリストなのであります。じつは今回、お得意のコントラバスもお弾きになりつつの、指揮しつつの、マイクで参加者をまとめつつの・・・大忙し!

見よ!「練習」からこの熱気! いったい何人が参加されているのでしょう〜〜〜!?

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そして「本番」! かなり熱気にあふれた演奏で、地上広場がベートーヴェンの響きで満たされました。4楽章の歓喜の歌を、全員で2回、そして3回目は後半部分だけアンコールで。すばらしい響き。感動です!

いろんな楽器を持ってきてくれています。こちらは珍しい形のトランペット。

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ナチュラル・トランペットといって、ベートーヴェンの時代の楽器なんですって。
「第九と聞いて、ピッタリだと思って持ってきたんです」と語ってくれたこちらの方は、日頃アマチュア・オーケストラで演奏されているそうですよ。

ややや!こちらもなんだか珍しい。ち、小さいホルン?

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「これはピッコロ・ホルンっていうんです。玩具ですけど、可愛いので持ってきました」
へぇ〜〜〜小さいけれど立派なんで、玩具には見えません。こちらの男性、この方も普段はオーケストラでホルンを演奏されているんですって。リコーダーとピッコロ・ホルン、似合ってます。

シンバル隊もいた! こんなにいろんな大きさのシンバルがあるんですねー。
みなさんやはりアマチュア・オーケストラのお仲間だそうですよ。

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演奏直後、熱気冷めやらぬ空気の中、マエストロ曽我さんをキャッチ!!

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こんな形での熱狂第九、指揮をされてみていかがでしたか?

「いや〜〜、まとまるものですねぇ!! 日本人の団結能力が、すごくいい形で発揮されたんだと思います!」

素晴らしい指揮、そして参加者の皆さん、熱い演奏をありがとうございました。
明日からの3日間のエネルギー、第九で満タンです!!

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