今年も感動の演奏を生み出してくれたコルボ氏、その日のお昼間にはこんな出来事がありました。
展示広場でファンの方に声をかけられ、サインに応じるコルボさん。するとあっという間に囲み取材状態に。困ったコルボさんはなんと、自ら近くの椅子をズルズルと移動させ即席撮影会を始めたのです。

演奏会前の演奏家は、大概にしてピリピリとした雰囲気が漂っているもの。結婚式のスピーチでさえ、前日は眠れないくらいドキドキしてしまうって言うのに、舞台に立って演奏するなんて・・・想像するだけで手に汗が・・・。選ばれし者にしかわからない"ピリピリ"感はそれぞれの演奏家にきっとあるはず。それなのに、コルボさんのこのおおらかさ!!
そして、「僕はもう行くよと」スクっと立ち上がり、撮影会終了。

LFJでは多くの演奏家さんが来場していたお客さんとお話していたりサインに応じている姿を見かけます。そんな演奏家の方の姿勢にも感動でしたが、その演奏家さんを尊重した、礼儀正しい態度で接するお客さんの姿にも感動しました!
LFJ初登場!ブルーノ・リグットさんのリサイタルを聴いてきました。
ナントの公演では、彼の繊細で心の琴線に触れる演奏に、スタンディング・オーベーション・・・涙する人もいたとの事。
これは是非、会場内で聴いてみなくてはと思い、(半ば半信半疑で)足を運んでみました。
今回のプログラムは、シューマン「子供の情景」ショパン「ノクターン」「スケルツォ2番」「幻想曲」だったのですが、何と不覚にも・・・私もウルっときてしまったんですよね。
終演後、舞台袖へ戻ったリグットさんにその事を伝えると「そうさ、そのために音楽ってものは存在してるのさ。」と優しい笑顔で答えてくれました。

そして「日本の聴衆の皆さんが作って下さる、コンサート会場の雰囲気や静寂・・・その空間が、どれほどアーティストの助けとなっている事か・・・僕はそんな聴衆の皆さんから繊細さを感じ、その空間の中だからこそ自分の音を探す事に集中できました。本当にありがとう。」とメッセージを下さいました。

ブルーノ・リグットさん、本当にありがとうございました!
ルネ・マルタン氏の「ボンソワ〜」のアナウンスから、今宵も暗がりコンサートが行われました。
「皆さん、演奏曲目はお持ちのプログラムの通りです。誰が弾いているか当ててみてくださいね。」とマルタン氏。

昨日同様に舞台はついたてで隠され、暗闇の中、演奏者が誰なのか分からない状態で演奏会が始まりました。
真っ暗な中で演奏を聴いていると、自分だけの為に音楽が耳もとささやいてくれているような・・・とても不思議な感覚でした。
さて、今晩の演奏者はというと、マルチン・コジャックさん、小菅優さん、アンドレイ・コロベイニコフさん、カティア・ブニアティシヴィリさんでした!

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