夕闇せまるころ、情熱のメンデルスゾーン

ショパンより1年早く生まれ、2年早く他界したメンデルスゾーン。
ショパンと交流も深かったメンデルスゾーンの
序曲「フィンガルの洞窟」op.26と、
ピアノ協奏曲第二番が、夕闇迫るホールCで演奏されましたよ。

「フィンガル」は情景が目にまざまざと浮かぶような、
ドラマチックな音楽です。
期待の集まる指揮者ウィルソン・ヘルマントさんが、
大きな身振りでパリ室内管弦楽団をぐいぐい鳴らしていました。

ピアノ協奏曲で登場したのは、
スペイン出身のピアニスト、ルイス・フェルナンド・ペレスさん。
ハギレの良いリズム、きらめくようなタッチで、
会場を興奮の渦に巻き込みました。

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写真の一番左がヘルマントさん。
そして彼と手を取り合って拍手に応えるペレスさん。

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