音楽祭関連講座に参加しました!

朝日カルチャーセンター 横浜教室の講座『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭の楽しみ方』に参加いたしました。
講師はサウンド&ヴィジュアル・ライター、LFJクラシックソムリエの前島秀国さんです。

前島先生が今年まず押さえるべしと挙げたのが下記の3つ。これは音楽祭を存分に楽しめる3つとなっています。

■ルネのおススメのセレクション
公演番号114"ルネ・マルタンのル・ク・ド・クール

■LFJナント・東京の委嘱作品「権代敦彦:クロノス―時の裂け目―」の日本初演
公演番号157"祈り"

■今年最終のコンサート。グランドフィナーレの盛り上がりをご一緒に
公演番号316

今年はピアノとオーケストラの聴き比べを楽しむ。これはラ・フォル・ジュルネならではの楽しみですよね。
話は作曲家のお話しへ。
今年のテーマの「サクル・リュス」由来はストラヴィンスキーの「春の祭典」にあります。この曲は発表された当時、非常にスキャンダラスな作品だったと言われています。映画「シャネル&ストラヴィンスキー」ではその時の冒頭の場面が再現されています。演奏中、その音楽に客席は大混乱を呼び起こし、怒号と絶賛が飛び交かったなんて、まさに映画のような場景ですよね。
■公演番号112「春の祭典」

プロコフィエフはピアノコンチェルト2番、彼は亡命する際に日本に立ち寄り横浜に住んでいたこともあるそうです。ピーターと狼」はぜひアニメーション付で。使用するスージー・テンプルトン監督の「ピーターと狼」の映像は、ちょっと見ただけみせてもらっただけでは物足りないほど、引き込まれる内容でした。
公演番号211 シネ・コンセール

ラフマニノフは、ピアノ協奏曲は絶対に聴き!その中でも今回は1、4番を。
チャイコフスキー今回はピアノ三重奏曲「偉大な作曲家の思い出」を。
日本を代表する現代作曲家のひとり権代敦彦さん。その宗教性をもった音楽は、今回ぜひ聴いて欲しい作品。

と、ほんの少し講座の様子をご紹介させて頂きました。
講師の前島さんは、今回、映画のプレトークに出演です。「チャイコフスキー」、「イワン雷帝」、「リア王」の3作品。
コンサートの合間にご来場ください。

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