お客様とレポーターの対談・充実のひととき

 5月5日の夜、ガラス棟7階。
クラシックソムリエのお話を聞こうの会が終わったとき、レポーターのE.N.とE.M.の二人は、たまたま相席になったお客様と、お話しさせていただく機会を得ました。

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 横浜からお越しのナンネ・ルルさん(仮名)は、お一人でお酒を飲みながらクラシックソムリエのお話を熱心に聞いていらして、その姿がとても美しかったのですが、実はご自身もイタリア留学経験のあるピアニストでいらっしゃるとのこと。今回はじめて「熱狂の日」に来られたそうで、お目当てはご自分もいま勉強中のピアノ協奏曲「ジェノム」を、ルガンスキー氏が演奏する公演を聴きにいらしたそうです。

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(↑)ルルさんと、レポーターE.M, (E.N.がE.M.のカメラで撮ってくれました♪)

 ルルさんのお話はどれも深く心に残るものでしたが、筆者は特に「"めざせ!フジコ・へミング!"って感じで、60歳までには有名になるぞ!と思ってやっています」という言葉と、その意気込みに驚き、そしてとても嬉しくなってしまいました。それに加えて、
へミングさんに限らず、誰でも人生経験はドラマチック。それをいかに引き出すか、だと思います。ある時、それを物語れる時が必ず来るんです。
ともおっしゃっていました。
 そんなルルさんは、近頃の子どもたちが家族の他に誰とも触れ合わないで、孤立して成長していくことに危機感を感じていて、0歳から2,3歳の子どもたちと親のために、"親子サロン"を作ることを目標にされているのだそうです。いわゆる近所のコミュニケーション・スポットとして、です。すばらしいことだと思いませんか?私たちレポーターは、ルルさんとお話しさせていただき、とても有意義なひとときを過ごさせていただきました。

 ルルさんは、この公式レポートについて、「レポートを読んだら、"明日いこう!"って思えます。」と嬉しいコメントもくださいました。このレポートが、もっと皆さんのお役にたてたら・・・ レポーターたちにとっても「もっとがんばろう!」と思える一言でした。ルルさん、ありがとうございました!
(E.M.)

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