迫力の女流ピアニスト

毎年人気の高いフランスの女流ピアニスト、ブリジット・エンゲラーさん。皆様もうお馴染み、ラ・フォル・ジュルネの看板的存在ですよね。
彼女に相応しいシューベルトの曲ばかりが揃ったコンサート、題して「夜の讃歌」です。

前半はシューベルトの即興的作品、そしてリスト編曲の歌曲を集めた小品集。「クーベルヴィーザー・ワルツ」や「リタニー(連悼)」など、会場は厳かで荘厳な雰囲気に。続いてはお待ちかねの「さすらい人幻想曲」。これが前半とは打って変わって、豪快かつ大迫力!エンゲラーさんの繰り出す超絶テクニック、そして迫ってくるようなオーラに圧倒されてしまいました。

en_20080503_31.jpg舞台裏で一枚。女王の風格漂う、貫禄の笑みです。

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