ハープシコードの申し子 スキップ・センペ

がー子です。

マスタークラスの後は、スキップ・センペ率いるコンサートを聞きに行って来ました。
パンフレットに『鬼才』と書かれているだけあって、
彼の音楽は、かなり繊細でスマートなつくりであったと感じました。

特にヴィオルの音が繊細で、心にしみわたります。

消え入りそうな最後の音まで耳をすませて聞きたくなるくらい集中してしまいました。


コンサートが終わるとダッシュで楽屋に向かい談笑中のセンペさんにインタビュー。

↓↓真剣なまなざしでお話してくれたセンぺさん

0504_bach13.jpgそこで驚くべき証言をいただきました!
なんと、なんと!センペさん、生まれてこの方ハープシコードしか弾いたことがないんだとか。
いえ、そういってしまうと語弊がありますが、、、古楽器しか弾いたことがないそうです。
多くの古楽器演奏者が、現在の楽器(たとえば、ピアノ・バイオリン)に触れたのち
興味を持って古楽器に転向することが多い中、彼は最初からハープシコードを弾いていたそうです。

う~~~ん。深い。とても深い...
どうりで彼の作り出す音楽にはスキがないはずだ。
もうすべてを知り尽くしているかのような音は、このルーツから来ていたんですね。

ほんの少しのインタビュー時間でしたが、お話を聞けてとてもよかったです!

0504_bach14.jpgがー子

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