野に咲く花のように

なんて透明感のある女性なんでしょうか。
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そう、リーズ・ドゥ・ラ・サールさんです。
まだお若いのにとても落ち着いていて、インタビューにも快く応じていただきました。

Q:日本へは何度目の来日になりますか?
A:もう5回目くらいになります。

Q:日本の感想をお聞かせ下さい。
A:皆さんとても親切ですし、音楽への関心も高くて、本当に大好きな国です。それにごはんもとっても美味しいですしね。

Q:ショパンへはどういった想いを抱いていますか?
A:たくさん想いがあり、いいまとめるのが難しいのですが・・・そうですね、彼はリストと共に音楽界に革命を起こした人であり、ピアノ音楽の発展に大きく貢献した作曲家です。エレガントな雰囲気が常に作品にあり、故郷を想うノスタルジーに心を打たれますね。また、作品に大きく反映されているマズルカ、ワルツといった踊りの持つ独特なリズムに興味を感じてます。

Q:本日はパリ室内管弦楽団と一緒に素晴らしいモーツァルトのピアノ協奏曲K.271「ジュノム」を聴かせてくださいましたが、モーツァルトに対してはどのような想いを持っていますか?
A:モーツァルトは私にとって、離れることのできない作曲家です。すべてが素晴らしく、『喜び』『楽しみ』『悲しみ』など人のあらゆる感情を作品から感じるのです。まるでモーツァルトが私に話しかけてきてくれるような・・・距離を感じない自分に近い作曲家だと思っています。

Q:最後に、日本の皆さんに一言。
A:心からのありがとうを皆さんにお伝えしたいです。いつも本当にあたたかく迎えて下さり、感激しています。
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インタビュー中もとても丁寧に受け答えして頂きました、リーズ・ドゥ・ラ・サールさん、お忙しい中ありがとうございました。そして、素敵な演奏を聴かせて下さりありがとうございました!

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