異文化コミュニケーション

様々な国からたくさんのアーティストが集まるLFJ、アーティスト同士の中で初めての出会い=共演が生まれています。

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そんな出会いの一つ、ダヴィッド・カドゥシュさんとライプツィヒ弦楽四重奏団の共演です。
フランスとドイツ、音楽へのアプローチが全く違うこの二国が出会うとどうなるか...それはそれは素晴らしい演奏でした!カドゥシュさんの自由なピアノを、ライプツィヒ弦楽四重奏団の堅実な音がしっかりと支える。正に異文化コミュニケーション。

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終演後舞台裏には、この方のお姿も。

しかし、シューマンの弦楽器作品は、どうしてあんなに難しいのでしょうか...チェロのマティアス・モースドルフさんに聞いてみました。
「確かにシューマンはピアニストだったから、弦楽器のポジショニングはとても難しく書かれているね。シューマンの手も借りたいくらいだよ!」
うむむ、ベテランをも唸らせるシューマン、恐るべし。

カドゥシュさんからは、日本の皆様にメッセージをお預かりしました。
「来日する度に、日本のみなさんの音楽に対する深い愛情を感じます。そして、音楽家を尊重してくださる聴衆の皆さんの姿勢に感激しています。心から、ありがとうございますとお伝えしたいです」

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出演者&ルネ・マルタンの豪華なショット!

Tokyo International Forum 東京国際フォーラム