変化に富むブラ3

 先のエントリーに書いた広瀬さんのCDで共演している指揮者とオーケストラは、今回のラ・フォル・ジュルネに出演しています。
 指揮者のカルイは要チェックだよ!と話を聞いたので、これは絶対聴きにいこうと思っていたのでした。

 期待は裏切られませんでした。なんというブラームスの交響曲第3番。聴衆に訴えかけるような音楽に、もしかしたらこの人、すっごくいい人なんじゃない?と思えちゃうほど。温かみがあって、おちゃめなな部分も忘れない、変化に富むとってもいい演奏でした。

 アンコールでハンガリー舞曲の第1番と第5番の演奏がありました。第5番はお客さんのノリもよく、客席からは手拍子も。しかし、ご存知の通り、この曲、テンポがめまぐるしく変わる。テンポが変わる切れ目で、カルイさんは客席をチラっと見やり、それからテンポを変えて演奏するもんだから客席から笑い声が起こってました。おちゃめさんのようです。

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