息ピッタリの美人姉妹デュオ

さきほどラジオの生放送に出演されていたビジャック姉妹の連弾を聴いてきました。今日は、ストラヴィンスキーのみのプログラムだったのですが、端正で知的な演奏からは新たなストラヴィンスキー像を私達に発見させてくれたような気がしています。

最初の『5つの易しい小品』は、目を閉じるとまるで一人でしているかのような演奏で、メロディーを弾くプリモパートを、絶妙なリズム感と音量で支えるセカンドパートとのアンサンブルが印象的でした。
続く『3つの易しい小品』はプリモとセカンドを交代。実はこの作品の演奏最中に、携帯電話の着信が客席から鳴り響いてしまったのです。スネアドラムのような打楽器の音だったのですが、面白い事にストラヴィンスキーの音楽と、この打楽器音がマッチしていて妙な効果を生み出していました。
でもみなさん、演奏会ではくれぐれも携帯電話の電源を切りましょうね!!!
最後の『春の祭典』が弾き終わると会場から「ブラボー」のかけ声が。
duoapres.jpg

それにしても2人の息がピッタリなのは姉妹だからなのでしょうかね。
下の写真は本番前の舞台です。ピアノ椅子の並べ方にご注目を!
pianoduo.jpg


Tokyo International Forum 東京国際フォーラム