今から買える!ルネ・マルタンおススメ公演(5月4日編)

アーティスティック・ディレクターのルネ・マルタンより、今から買えるおススメ公演のコメントが届きました!

pel.jpg スージー・テンプルトン 監督「ピーターと狼」 

ルネが、各公演の聴きどころを彼の言葉で語っています。
映像付の「ピーターと狼」照明付演出のコンサートなど、多彩なプログラムが揃っている2日目。
これからお買い求め頂く方、どの公演をはしごしたらいいか迷っている方、ぜひこちらをご参考にしてみてください。
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●公演211
"シネ・コンセール"
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス(指揮)
ロコフィエフ:交響的物語「ピーターと狼」op.67 (映像付き)

プロコフィエフの「ピーターと狼」は通常、語り手をともなって演奏されます。今回は、アニメーション映画を同時上演するという冒険をします。コンサートの間、大スクリーンにはスージー・テンプルトン監督が「ピーターと狼」の設定を現代ロシアに置き換えて創作した同名の映画が上映されます。この興味深い映画は、2009年に米アカデミー賞の最優秀アニメーション部門でオスカー像を獲得しています。この映画に合わせて、オーケストラによる生演奏をお楽しみいただきます。この試みが、プロコフィエフの代表作に新たな解釈をもたらしてくれるはずです。 

「ピーターと狼」映像監督:
スージー・テンプルトン(映像監督) 


試聴はこちら⇒http://ml.naxos.jp/KikeruProgram/LFJ2012/Stage/211

●公演213
アンドレイ・コロベイニコフ(ピアノ)
カペラ・サンクトペテルブルク(合唱)
ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリー・リス(指揮)
リャードフ:キキモラ―民話 op.63
スクリャービン:交響曲第5番「プロメテウス―火の詩」 op.60(照明演出付き)

スクリャービンの「プロメテウス ―火の詩」は、一生に一度は聴くべき傑作中の傑作です!これはスクリャービンの最後の作品で、彼の作曲家としての到達点、そして彼の音楽的・神智学的冒険の終着地であるといえるでしょう。ピアノ、オーケストラ、合唱のための総合芸術をぜひご堪能ください。

試聴はこちら⇒http://ml.naxos.jp/KikeruProgram/LFJ2012/Stage/213

●公演216
アブデル・ラーマン・エル=バシャ(ピアノ)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
チャイコフスキー:バレエ組曲「白鳥の湖」 op.20a より 情景、ワルツ、白鳥の踊り、情景
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 ト短調 op.16

プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番は、第3番に比べるとあまり知られていません。第2番には、その多面的な魅力を余すことなく伝えることのできる稀代のソリストが求められますが、この協奏曲をアブデル・ラーマン・エル=バシャほど密度たかく、濃厚に、そして見事に演奏できるピアニストは他にいないと思います。今年のラ・フォル・ジュルネの忘れられないハイライトの一つになるであろう、エル・バシャの名演をお聴き逃しなく!

試聴はこちら⇒http://ml.naxos.jp/KikeruProgram/LFJ2012/Stage/216

●公演227
スヴャトスラフ・モロズ(ヴァイオリン)
ミシェル・グートマン(ヴァイオリン)
エリーナ・パク(ヴィオラ)
アンリ・ドマルケット(チェロ)
ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)
アレンスキー:ピアノ五重奏曲 ニ長調 op.51

シュニトケ:ピアノ五重奏曲 op.108ロシア音楽史を彩る2大傑作ピアノ五重奏曲をお聴きいただく自信のプログラムです。アレンスキーのピアノ五重奏曲では、美しくメランコリックなメロディが印象的な幾つかのテーマが展開されます。一方で、シュニトケのピアノ五重奏曲では、その驚くべき素朴な美に心打たれることでしょう。ボリス・ベレゾフスキーの奇跡的ともいえる素晴らしいピアノと、それを支える彼の仲間たちの渾身の演奏は、この2つのピアノ五重奏曲の美を最高の状態で届けてくれます。

試聴はこちら⇒http://ml.naxos.jp/KikeruProgram/LFJ2012/Stage/227


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