ヒポコンデリー

決して生物の名前ではございません。れっきとした曲名ですよ。その証拠に下の写真をご覧下さい。
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ほらね。でもこの可愛らしい音の名前なのですが、写真にもあるように「病気だと思い込んでいる人」という意味のドイツ語なんですね。ただ、この「ヒポコンデリー」という音を大そう気に入ってしまいました。そしてこの曲を演奏したのは、ドロットニングホルム・バロック・アンサンブルというスウェーデンからのゲストなんです。
ただ、今回の演奏の前に、なんとルネ・マルタン氏が登場!!
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そしていきなりの謝罪会見が!!実はこのコンサート、元々は違う方々が異なった曲を演奏するはずだったんです。ですが、急遽来日することが出来なくなり、代わりにドロットニングホルム・バロック・アンサンブルが来日することになったのです。そして演奏された曲が、J.Sバッハの「チェンバロ協奏曲第1番ニ短調」、「ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調」やヨハン・ルートヴィッヒ・バッハの「組曲ト長調」そして、アンコール曲としてテレマンの「ヒポコンデリー」だった訳です。演奏終了後、観客の方からも、「ヒポコンデリーって面白い名前だね」とのお声がちらほら。
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アンサンブルの皆さんの演奏から、スウェーデンは福祉だけじゃないぜ!!!との意気込みが感じられる(こちらの勝手な思い込みですが・・・)、優雅な演奏を聞かせていただきました。
でも、演奏予定だったテレマンの「痛風患者」も聞いてみたかったなぁ。。。

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