趙静さん、ショパンのチェロ・ソナタを弾く

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ショパンの貴重な室内楽に、ピアノとチェロのための名作があります。趙静(チョウ・チン)さんが、ピアニストのクレール・デセールと、ショパンのチェロ・ソナタを含むコンサートを終えてまもなく、インタビューにやってきてくれました。
「ショパンはピアノでいかに歌えるかということを探求しましたが、息の長いメロディーをうたうには、弦楽器、しかも人間の声に近いチェロがいかにもふさわしかったのでしょう。もちろん、友人のチェリストの存在が、このチェロ・ソナタの創作をうながしたことも重要です。ナントの音楽祭で、彼の名前は450席の会場名として掲げられています。ショパンの演奏では、内に潜めた感情を自然に表現しなければいけない」と趙静さんは静かに語りました。

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